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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「国籍」も「性別」も“微妙な人達”が多くなって


どうもパリ五輪は、あとになってからも問題点が囁かれているが、その一つに“性別問題”がある。女子ボクシング66㌔級で金メダルを得たアルジェリア代表のイマネ・ヘリフ選手だが、イタリアのカリニ選手との試合で、開始早々カリニ選手が試合放棄し「男性ではないか」と抗議した。もちろん規定をクリアして出場していたので、女性として“金メダル”を獲得したのだが、その疑惑が完全に払拭されたわけではなかった。そうした中でフランス人ジャーナリストがこのほど入手した医療報告書によれば、ヘリフ選手の睾丸は体内に埋もれていて、XY染色体を持っていること。そして子宮は見当たらないこと。などが記されているという。もし、これが事実だとすれば、やはりイタリア女子選手の勘は正しかった…ということになる。これらの報道に対して、ヘリフ選手側は「法的措置に訴える」と抗議している。確かに、近年、荒っぽいプロスポーツの世界には“どっち”なのか、わかりにくい選手が沢山出てきている。オリンピックなどの場合、国によっては、メダル獲得によって、その後の人生が経済的にも名誉的にも保証されるような国もある。つまり、その大会に人生が掛かっているわけだが、それでなくても“男性的な分野”に“微妙な選手”が出てくれば、騒動を巻き起こすのは当然のことかもしれない。近年、五輪に関しては、もう一つの問題も広がりつつある。その「国籍」が“微妙な人達”だ。たとえば「日本人」として出てきても、明らかに外見的には“日本人を逸脱している”風貌を持っている人たちがいることだ。時には、日本では育っていない人もいる。日本語が満足に話せない人もいる。そういう人たちでも、日本の法律では“日本人の血”を半分供えている場合には「日本国籍」を得ることが出来る。だから、日本語を話せないハーフの人物や、ほとんど日本では暮らして来なかったハーフの人物でも、22歳までなら“日本国籍取得”が可能になる。そうして国際大会で「日本人選手」として出場できるのだ。さらに五輪の場合、いつからか“プロ選手”も“セミプロ選手”も“アマチュア選手”も、同じ土俵で戦わなければならない。昔のように“すべてがアマチュア選手”ではなくなってしまった。当然そうなると、初期の目的であった「参加することに意義がある」大会などではなくなった。だから、もう、少なくとも“開催国”にはならない方が良いのだ。
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