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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「天使と話す王女」と「前世はファラオ」が結婚


世の中にはさまざまなことを“自称する人”が居る。自称しても、それが特別世の中に“危害をもたらす”ことでない限りは、なんとなく傍観されるか、無視されるだけで済む。ただ、その自称する人物が、特別「世の中に影響力の強い人物」である場合は、多少、問題が出てくる。このほどノルウェーのマッタ・ルイーセ王女(52歳)は、永年パートナーと公言してきた霊媒師デュレク・ベレット氏(49歳)と正式に結婚式を挙げた。われわれはノルウェーという国について、そんなに知識がないので、どの程度の自由度がある国なのか分からないが、少なくとも“霊媒師”と“王女”の結婚を認める程度の自由度が存在しているのだ……ということを知る。この霊媒師はアメリカ出身の黒人で、自らを「精霊から力を授かった6代目シャーマン」と自称している。或いは「前世は古代エジプト王だった」とも自称している。それに対して、ルイ―セ王女の方は自らを「とてもスピリチュアルな人間」と語っていて、前夫との結婚中に「自分は霊能者である」と主張し、奇妙にも「天使と話す方法を教える学校」を設立している。俗に「相性が良い」という言葉があるが、なんとなく、この二人、合うではないか。少なくとも、まともだったに違いない前夫とよりは合うに違いない。晴れて正式に結婚したことで、ベレット氏の方は「わたしが古代エジプト王だったとき、その時にもルイ―セ王女は妻だった」と回想。周囲はたがいに眼を見合わせ「ごもっとも…」と頷いたらしい。もちろん、ノルウェー国民の中には素直に祝福できない人たちもいる。そういう人たちは“自称している二人”に対し「大丈夫⁉」と心配する人たちと「そんな王室はいらない‼」と拒否感をむき出しにする人たちと、大きく分かれるようだ。実際、最近のノルウェー王室の支持率は徐々に低下中だが、表向きは平静さを保っている。もし、同じようなことを日本の皇室女性が行ったら、どういうことになるのだろう。多分、平静さを保っている……とは思えない。だって有能な弁護士のもとに嫁いだって批難ごうごうだったではないか。週刊誌が次々と特集記事を出して「妖しい霊能者」に罵詈雑言が浴びせられるに違いない。少なくとも、そういう面において日本人はあまり寛容ではなく「天使の学校」を微笑ましく見守ってくれそうにない。
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