「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「嫌な予感」はやはり的中……森永卓郎氏が死去


経済アナリストとして多数のTVや雑誌などで活躍した森永卓郎氏が死去した。わたしは彼が昨年の秋以降、さまざまな媒体で「日経平均は来年中に3000円になる」と喧伝し始めてから不吉なものを感じ、昨年の12月2日に《「日経平均」より、森永卓郎氏の来年が心配》というコラムを記した。そして、そのなかで現在のPERの数値から言って、彼の予測がありえないだろうと説明するとともに、そんなことよりも「彼自身に起きている変化」の方が“気になる”ということを記した。なぜなら、同じような現象を、わたしは過去に感じたことがあるからだ。それはかつてのオウム真理教の教祖・麻原彰晃による「ハルマゲドンが来る‼」という予言で、あの時にも、今回と同様な“嫌な予感”がしたのだが、その予感は的中して、翌年、ハルマゲドンは来なかったが麻原彰晃は逮捕されたのだった。あの時と同様な“嫌な予感”を、わたしは持った。だから、わたしは「日経平均」よりも森永卓郎氏の来年(今年)に必ず「何かが起こる」と思い、そうであれば“生命の危機”しかありえない……ということで大いなる心配をした。できれば、こういう予感は「当たらないで欲しい」と思いながらも、森永氏の言葉を“まともに信じてしまう人たち”もいるかもしれないので、あえて正直に、彼への予感をも含めてコラムに記した。考えてみれば、なぜか森永氏には『ザイム真理教』というタイトルの著書がある。もちろん、このタイトルは「オウム真理教」をもじって名付けたに違いない。わたしは昨年のコラムを書いた時、別に、それを意識して“麻原彰晃の逮捕”を思い起こしたわけではない。たまたま“来年への危機感をあおる言い方”が共通していたから「同じ匂い」を感じてしまったのだ。そして、そういう時、ひとは往々にして“自らの危機”を予感して発信しているケースが多い。だから、日経平均よりも“森永氏の身体”の方が気になってしまったのだ。ただ或る意味では、森永氏の“生き様”は大変にうらやましい。死の前日まで仕事をしていたし、肉体的にはともかく、精神的には元気であった。その前年にはがんにむしばまれながら多数の本も出版している。最期まで“言いたいこと”を言い“やりたいこと”をやり切って亡くなった。まさに理想的な“生き方”ではないか。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言