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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「子供は育てたくない」若者が、52%という衝撃


日本大学の研究グループが行った調査で、15歳から39歳の若者たち4000名に対する回答結果なのだが「子供は育てたくない」が52%だったという。この数値は、収入とも多少は関係しているらしいが、それを差し引いても約半数近くは「子供は育てたくない」という反応らしい。「日本」だからだろうか。そういう面も確かにあるだろう。いまの日本は欧米と変わらぬくらい、核家族化が進んでいる。したがって、もう「家族と一緒に暮らす」というのが、それほど定番ではない。さらに収入の問題があり、生まれてくる子供たちにとっての環境も、なにかと“不穏で心配な部分”が多いと感じられている。そういう中で、子供を産み、育てるというのは、或る意味で“勇気のいること”であるのかもしれない。ただ、一つだけ、わたしには思うことがある。いまの世の中は「余分な情報」が溢れすぎているのではないか。だから、その余分な情報に惑わされて、結婚にしても、出産や子育てにしても、躊躇してしまう傾向が強いのではないだろうか。そんな気がする。なぜなら、わたしなど、ほぼ“無一文”に近い状態の中で、最初の結婚をしたし、さらには子供をつくった。結婚をしたなら、子供を作り、子供を育てることは“当然のこと”だと思っていた。ハッキリ言えば、何も考えていなかった。結婚にしても、出産にしても、経済的なことなどまったくと言ってよいほど考えていなかった。好きだから一緒になって、一緒に暮らしたら入籍をして、入籍したら子供も出来る……その一連のコースに何の違和感も感じていなかった。どうして考えなかったのだろう。一つには、そんなにあれこれ思うほど周りに“それ”に関しての情報や知識がなかったのだ。だから結婚に“どのくらいのお金が掛かるか”とか、出産や育児に“どのくらいのお金が掛かるか”とか、正直、考えもしなかった。それよりも、わたしは結婚して2年近く子供が出来なかったので「どうしてできないんだろう」と、そっちの方を考えたりした。出産に対する知識も、子育てに関しての知識も、ゼロだった。だから、いろいろな面で慌てたが、それはそれで楽しかった。いまの若い人たちは情報が溢れすぎていて、嫌でも“そこ”から出発する。逃れようがない。だから、結婚もしにくくなっているし、出産もしにくくなっている。何も考えず、本能のまま一緒に暮らし出し、自然に子供が産れていく……そういう世の中の方がほんとうは倖せなのではないだろうか。
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