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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「子供運」の無い人が「子供を得た」場合の謎


世の中に「オカルト研究家」などという名称を与えられている人は、そんなにいない。だから「もしかしたら…」と思ったのだが、その通り山口敏太郎氏のことについての記事であった。何だろうと思ったら、彼が55歳にして「代理母出産」という方法によって“子供を授かった”という話のインタビュー記事だった。現在は58歳となっている彼は、昔から「オカルト研究家」として知られていたが、そして早くに結婚はしていたようだが、子供が得られていなかったらしい。そしてさまざまな“不妊治療”など奥様は体験していたらしいのだが、それでも妊娠には至らなかった。そうこうしているうちに、奥様にがんが発覚し、子宮と卵巣とを全摘出しなければならない状況となった。がんの治療そのものは成功し、健康体には戻れたのだが、もはや不妊治療どころの話ではない。そこで山口敏太郎氏は、思い切った“賭け”に出る。ドナーから卵子提供してもらって、自分の精子との“受精卵”を作り、代理母の方に出産してもらおうというのだ。もちろん、日本国内においては禁じられた方法だ。そこで彼は2000万円という費用をかけて海外に飛んだ。ウクライナで2021年2月に「代理母出産」の手続きを行ったのだ。こういう場合、厳密に言えば、父親の児ではあるが、母親の児とはならない。母親の卵子ではないからだ。したがって、或る意味では“代理母の子宮”も含めて、彼は欧州女性との児をつくった……というのが正しいだろう。もちろん、子宮を失った奥様は“それ”に同意している。こうして、彼は昨年1月に“自分の児”を得たのだ。彼は、しかし、自分が、もう58歳になっていて、子供の成長期には“バリバリ現役”では居られないことを心配している。ただ“イケメン息子”には満足しているようだ。わたしは「運命家」の立場から、このご夫妻は息子が成長するまで頑張って“子育てをしていく”と思うのだが、果たして息子さんは、彼らが期待するように“山口家の息子”のままで居るだろうか…と心配になる。なぜなら、お二人とも「子供運」は乏しい生れのように思えるからだ。さまざまな妊娠治療をずっと受け続けて、最終的にがんとなり子宮を失った奥様の場合、とても“子供に恵まれる運”を先天的に授けられているようには思えない。代理母出産で2000万円を失った山口氏も、元々それほど富裕とは思えないので、子供と引き換えに大金を失ったわけで、今後も子供に“お金を使い続ける”可能性が高い。息子は成長し、自分の出生経過を知って“良い親子関係”を継続できるだろうか。運命学的な観点からは大いに疑問なのだ。
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