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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「安心・安全な国=日本」は“どこ”へ行ったのか


最近、組織犯罪としての“詐欺・窃盗犯罪”がどんどん拡大している。特に多くなってきているのが“警察を語る”犯罪者たちだ。われわれはどうしても「警察」という言葉に弱い。だから、それがニセモノでも「警察」と言われると、なにか逆らってはいけない……かのような気持ちが働いてしまう。そういう心理をつけこんで組織的な詐欺集団は活動するようになってきた。特に「容疑者たちの持ち物から、あなた名義のクレジットカードが出て来た」などといわれると、身に覚えがなくても「もしかしたら…」などと思ってしまう。仮に容疑者たちの持ち物からクレジットカードが出てきたところで、それが即「利用されている」など考えられないが、パニック的になっている時にはどうしても「ほんとうですか⁉」という反応になってしまう。そして「これから確認しますので、あなたの個人情報をすべて確認していきますので話してください」などと言われると、もう、その警察がホンモノかどうかというよりも、自分のカードが「不正利用されていないかどうか」の方が気になって、すべての情報を伝えてしまったりする。その電話の後に“警察官を名乗る人物”がやってくれば「捜査上必要なので、確認作業のため2時間だけ貸していただきます」などと言われれば、手渡してしまいやすい。もちろん、その後2時間経ってカードは戻されるが、その時には、もう預金が引き出されていたりする。そういった感じで「警察」を名乗る詐欺集団が多くなっているようだ。昨日、フィリピンのマニラ近郊で暴力団系詐欺集団「JPドラゴン」のメンバーモリヒロ・マサトなど7人が拘束された。最近は海外に拠点を移して、そこから電話をかけ、実行するのは日本居住の者たちという手口が多いようだ。かつては「安心・安全な国」として知られた日本だったが、もはや、その看板はない。日本の経済の長期低迷が、いつの間にか“詐欺集団に引き込まれていく人物”を増やしている。「警察」を名乗る集団だけは早期に消失させていかないと、真面目な高齢者は特に「警察」を信じ込みやすい。
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