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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「宣伝型アイドル」から「自然発生アイドル」へ


アイドル誌と呼ばれるものが続々と休刊している。昨年7月号で「ポポロ」が休刊してから、それに続くかのように、今年6月号で「WiNK UP」が休刊となり、今年9月号で「POTATO」が休刊、さらには12月号で「Duet」も休刊となるらしい。これで残っているのは「Myojo」だけになってしまった。どうして続々休刊となっているのかと言えば、第一に赤字で採算が取れなくなっていること、今後、読者数が増えていく可能性が乏しいこと、アイドル誌自体の存在感が薄れてきていること……などによる。最近のアイドルというのはグループ主体で人数が多い。人数が多いと、雑誌としての紙面構成において、さまざまな部分で費用がかさむ。移動車両も一台では済まないし、ヘアメイクなどの人数もいるし、飲み物や弁当代もバカにならない。雑誌がもっと高額なら採算は合うのかもしれないが、購入者たちは“若い人達”主体で、雑誌価格が高ければ売れなくなる。結局、出せば出すほど赤字になる…と言われている。何十年も前の“昭和”の時代はアイドル誌と言えば「平凡」か「明星」であった。2誌しかなかったように記憶するが、その2誌自体は大いに売れていた。わたしは子供の頃、その雑誌そのものが読みたいというよりも、それらの雑誌に付いてくる“占いの附録”が欲しくて購入したりしたものだ。実際、正月号などは、占い関係の記事なども多く、アイドルの手型が付いているとか、個人的な運勢が記されているとかで大いに参考にもなった。最近のアイドルは、生年月日だけはすぐ判明するが、手型とか、ホロスコープとか、アップの顔写真とかは載せられていないケースが多く、あまり参考にならない。アイドルもヘンな言い方だが“ほんとうのアイドル”という感じがあまりしない。際立つものが乏しくなった。あまりにもアイドルの数が多く、似たような顔立ちの人物も多く、だれがだれなのかよくわからない。ただ昔に比べて、アイドル顔の人たちが男女を問わず多くなった。特に男性は、信じられないくらいに、美形の男性が多くなった。だから確かに美しいのだが、とりわけ“どの部分が優れている”のかがよくわからない。現代はSNS動画などで、自分のことを自分で“売り込む”アイドルも多くなった。確かに、芸能事務所が意図的に“売り出す”アピールポイントよりも、自分で自分の長所短所を話したり、動画で表したり、行動で示したりする方が自然ではある。そういう形の中で“人気沸騰してくる人物”というのは、先天的な人気運を持っている…とも言える。但し、自分が“好ましく”思っている部分に、世間が同調してくれるとは限らない。自分では気付かない意外な部分に“世間が反応していく”ケースも多い。なにが“不動の人気”を産み出すのかは、神様のみがご存じなのだ。
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