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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「山に愛され→山に飲み込まれる」女性の危険性


ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱していて病院に搬送された。最近、日本人女性が海外の山で遭難するケースが多くなっている。昔は「山登り」というと男性の趣味で、女性は敬遠するのが常だったが、いまは若い時から“山に挑む”女性たちが増えてきた。むかしの歌に「山男の歌」というのがある。「♬娘さんよく聴けよ 山男にゃ惚れるなよ 山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ」という歌詞で始まる。つまり、山好きな男というのは、女性よりも“山”の方が好きで、しかも、山というのは強風などによって山男を遭難させ、命を奪って、若い女性を未亡人にさせてしまう……という内容の残酷な歌詞なのだ。しかも、その内容が頭から出てくる。それなのに、この歌は妙に流行った。ところが、近年は女性も男性に変わらず「山に惚れてしまう」人が多くなった。「山」というのは奇妙なもので、ほんの趣味程度で“山登り”が好きな人たちの命は奪わない。ところが、徐々に山に魅せられていって、本格的な登山家となっていき、常に“山のことを想う”ような感じになっていくと、その命を狙ってくるのだ。まるで「悪魔」のようだが、実際にそういうような状態で“命を奪われた”登山家は多いのだ。プロのスイマーでも“命を奪われた”という話はあまり聴かないが、山に関してはプロ登山家でありながら、命を奪われた話は多い。昔から、山には“山の神”が棲むという妖しい話は多い。それがほんとうかどうかは判らないが、山を恋し過ぎると、その山に“呑み込まれてしまった”かのように、戻らなくなってしまうケースは多いものだ。だからたいていの場合は“遺体そのもの”も持ち帰れないままとなるケースが多い。今回のように、女性がプロ登山家となっていくのが珍しくなくなった今日、体力的な面からも、その危険性は男性よりももっとありそうな気がする。「山」が“男”だけでなく“女”も秘かに好んだのは驚きだが、そういうことよりも、ほんとうに“大自然の怪奇”は存在しているように思うので、極力、ムリをしない形で大自然へと挑むことだ。
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