「新元号」が決定される前日、平成天皇と皇后は“我が娘”である黒田清子氏の自宅を“お忍び”で訪問された。この事実は、一見、何気ない“出来事”として報道されたが、大きな意味を持っている。もう「天皇」という看板を背負って行動しなくても良いのだ。そうなる“悦び”と“愉しみ”を予感させる行動だからだ。自分の娘が嫁いだ家を何気なく訪問する。狭くて地味な嫁ぎ先の家である。そういう“普通の家”を、嫁がせた親として気軽に訪問できる。そして長女夫妻の自宅で手料理を食べる。一般の人たちにとっては、当たり前ともいえるような出来事だが、天皇と皇后にとってはそうではない。結婚して14年、初めての出来事なのだ。いや、実際には“お忍び”で何回かはされていたかもしれないが、その時にはまだ「天皇」の看板があり、本当の“お忍び”で人に見られてはならない出逢いだった。けれども、これからはごく普通の親子のように外も歩ける。そういう風に“親子で一緒に旅行”とかが出来るのだ。ただ、ご夫妻としては“もう一つ”やり残していることがある。まだ「ひ孫」を抱いていないのだ。ちなみに黒田夫妻の場合には、もう結婚14年で「孫の顔」は難しい。「ひ孫」として可能性があるのは…?…ということになる。登場するのは秋篠宮眞子さまである。多くのマスコミが「小室圭氏と眞子さまの結婚」には否定的である。けれども、つい最近、妹の佳子さまが実姉の結婚に“援護射撃”をした。多くの人は知らないが、実は黒田清子氏の「婚約発表」は2度延期している。但し、反対されていたからではない。けれども、そうやって障害を乗り越え“一般人”となった娘の自宅を「天皇」の看板を取り払う前日に訪問した。看板が取り払われれば、世間から何も言われない。これまでとても仲良く暮らしてきた次男の秋篠宮家が、その長女の結婚を巡って家族間がぎくしゃくし始めた。孫の眞子さまの意志は固く、世間から支持されなくても、海を渡ってでも、やがて小室氏と結婚したいとの願望は強い。仮にそうなっても「天皇」としての看板がなくなれば、世間のバッシングを自分たちが浴びずに済む。看板が取り払われているので、もしひ孫が生まれれば、普通に孫の自宅を祖父・祖母として訪問出来るだろう。無条件に可愛い「ひ孫」を抱くことが出来るかもしれないのだ。「看板がない」というのは何んと自由なことだろう。
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