「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「引退宣言」ちょっと恥ずかしい「撤回の当選」


ちょっと早まったとでもいうか、自民党比例区の鈴木宗男氏は深夜に「政界引退宣言」を出して消えたのだが、なんとそれから数時間後に「ぎりぎり当選」が判明して、何ともバツの悪い「撤回の当選悦び会見」となった。時々、こういう“おかしなこと”が起こる。コンピューターによる「当選確実」とか「落選確実」とかは、大差がついているときには“間違いない”のだが、ギリギリで争っている場合には、極めて稀に「確実」が確実にならないことが生じるのだ。実際、これまでにも、いろいろな人達が「当選確実」が出ていたのに当選しなかったりした。今回の場合、たぶん、鈴木氏は、自分の劣勢を“肌で感じて”いたに違いない。なぜなら、彼の運勢そのものも、けっして“良い時期”とは言えないからだ。四柱命式では「孤立の年」として示されているし、ホロスコープでは「150度アスペクト六つ」で“窮地の時”にしばしばみられる惑星配置なのだ。この場合、他に「120度アスペクト」が多数あれば、その“悪さ”は帳消しになる。けれども彼の場合、120度アスペクトは二つしかない。これではとても太刀打ちできない。つまり運勢的な角度から観ても、今回の選挙で“当選できる可能性”は極めて乏しかったのだ。人間というのは誰でも、或る程度まで、自分の運勢的な状況を“何となく感じとる”ものだ。彼は、今回の場合は「落ちたな」と肌感覚で感じたに違いない。だから深夜になって「政界引退宣言」を出して、もう政治世界から足を洗おう……と決めてしまったに違いない。ところが、ギリギリのギリギリで「勝利の女神」は彼を見捨てなかったようだ。それを受け、会見した彼の傍には奥さんではなく、娘の貴子氏が居た。娘の方がだいぶ前から“自民党議員”となっている。その話し方は“父親そっくり”で“血の濃さ”を窺わせる。父親がムネオハウスなどで批判を浴びていた何十年も前にも、この娘は“必死に応援演説”をしていたものだ。今回も選挙事務所には、彼女が筆文字で描いた「勝利」の文字があった。既に77歳となっている鈴木宗男氏の顔貌からは、若い頃の勢いは感じられないが、ただ観相学的に言うと鼻脇の横ジワ「法令線」が異様なほどクッキリと広く、深く刻まれている。こういう人は「生涯仕事人」であって、自らの仕事への執着が人一倍強い。もしかすると運命の女神は、彼の法令を観て「引退させてしまうのはもったいない」と思ったのかもしれない。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言