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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「心霊スポット」に集まる若者の「霊感覚」の謎


或る程度の年齢以上の人たちと、それ以下の若い人達との間で“決定的に異なる部分”がある。「神仏」や「心霊」に対する捉え方の違いだ。特に「心霊」に関しては、その根本的な部分が相当に違っている。つまり、ヘンな言い方だが“若くない人たち”は、本能的に「心霊」に対して、或る種の恐怖感がある。それは、その存在性について「なんとなく信じている部分がある」からだ。ところが今の若い人たちは、その存在性について「デジタル世界」と同様なもののように捉えている節がある。だから、あまり怖がらない。本能的な怖さはあるのだが、それが「現世」である“自分たちの世界”と直接的に“繋がっている”ようには捉えていない。デジタルの世界が、自分の意志で“すぐ消してしまえる”ように、心霊世界も、一方的に“消してしまえる”ような誤った感覚を持っているのだ。だから、彼らは“怖い”のだが“怖くない”のだ。千葉県の廃墟ホテルが「心霊最強スポット」としてネット上で密かに知れ渡る。そうすると、そこを訪れようとする若者たちがあちこちから出てくる。先にも述べたように、彼らは本能的な“怖さ”は感じているのだが、その一方で“すぐ消してしまえる”存在としての意識が強いので、肝試しで“夜を過ごすのに丁度いい建物”の認識しかない。実際の心霊スポットだとすれば「現世」と「霊界(幽界)」の“架け橋”になっているはずで、予期せぬ“後遺症”をもたらすことがある。警察では「崩落の危険もあるので絶対に近づかないでほしい」と注意喚起しているが、それよりも怖いのは、霊界(幽界)に引きずり込まれること…の方なのだ。私の知人に、彼の娘さんが墓地で遊んでいるうちに「精神的におかしくなった」という人がいる。幸いその後数か月して娘さんは正常に戻っららしいが、墓地だって「現世」と「霊界(幽界)」の“架け橋”として存在している。十代半ばから二十歳くらいにかけての女性は、特に心身とも“変わり目”にあるので、そういう世界に引きずり込まれやすい。今のところ千葉の廃墟ホテルでは“ぼや騒ぎ”程度しか起こっていないようだが、大きな事件・事故が起こってからでは遅すぎる。若い人たちはデジタル世界ではない“もう一つの世界”が“背中合わせに存在する”ことを、ぜひ知って奇妙な“肝試し”など行わぬよう心掛けてほしい。
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