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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「性に関する絵本」が43万部の大ベストセラー⁉


最近は“性に関する事件”とか“ジェンダーの問題”だとか、いろいろとあるから、性に関連ある絵本というのが売れている……という報道も、そんなに不思議な気はしない。ただ、その中には発売から43万部も売れ続けている『だいじ だいじ どーこだ?』という産婦人科医の先生が書かれた絵本もあるという。一般の小説とか実用書とかに見立てれば、大ベストセラーではないか。どうして、そんなに売れるのだろう。その本以外にも『パンツのなかのまほう』とか『あっ! そうなんだ! 性と生』などの本が売れているらしい。確かに『パンツのなかのまほう』とかは題名が良い。大人でも、その中身を確かめたくなる。もし、これらの本が、大人が“推奨したモノ”とかではなくって、自発的に子供たちが手にとって「読みたい」と欲したのなら、世の中は変わってきたのだな……と受け止めたくなる。わたしは幼い頃、ほとんど絵本など読まなかった。まあ、そういう環境になかったせいもあるが、それでも漫画本は読んだのだから、本能的に絵本は“難しいもの”のように感じていたような気がする。そういうわたしでも、いまではもう十冊以上もの本を書いているのだから、世の中というのは解らない。わたし自身は、どちらかというと、本を読むよりも、自分自身の“空想の世界”に遊ぶ方が好きだった。その当時の漫画本に影響を受けて、仮面を着けられてしまうと「心まで変わってしまう」というのが“お気に入り”で、善人が悪人に変ってしまうとか、男性が女性に変ってしまうとか、大人が子供に変ってしまうとか、そういうふうな感じで“変わってしまうシリーズ”を空想の中でどんどん膨らませていった。正直、あの頃はまだ「性」には何の関心もなかった。というか、男女の違いがよく解っていなかった。だから、そのくらいの時に、いまの子供たちが“性に関連する本”に興味を持つということも、それを理解しようとすることも、ほんとうに驚きなのだ。「異性愛」と「同性愛」の違いにしても、わたし自身は十代半ばくらいまで、よく解からなかった。絵本を購入しているのは、ほんとうに幼い子供たちなのだろうか。
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