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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「新球場脇のマンション」入居者は大丈夫か⁉


何の分野でも“追っかけ”的な人はいる。いまや野球選手の追っかけは、アイドルの追っかけと大して変わらない。今年「日ハム」は本拠地を札幌から北広島市へと移した。「エスコンフィールド」と呼ばれる新しい球場が出来たからだ。日本初の本格的な「ボールパーク」であることが“売り”となった。その球場から80mの場所には「レ・ジェイド北海道ボールパーク」という名のマンション118戸も売り出されたが、あっという間に完売してしまった。決して安いマンションではなく、3500万円~1億5000万円という都心並みの価格帯となるマンションだ。内部映像も観たが、正直、それほど“豪華なマンション”という印象ではない。北広島市という北海道民ですら、訪れたことがある人は少ない地域で、しかも駅から遠い場所に建つマンションである。買い物や通勤・通学に便利な地域でもない。言ってみれば「日ハム」ファンのためだけにあるようなマンションなのだ。もっとも“熱烈な日ハムファン”にとってみれば「この上なく素晴らしいマンション」にはなるだろう。棟の屋上からも観戦できるし、自宅ベランダからも観戦できる。もちろん直接球場に足を運んでも数分と掛からない。10年間、入居者には「無料パス」が与えられている。だから、そういう点から言えば「マンション価格は高くない」とも言える。確かに熱狂的ファンなら、毎日のように足を運ぶかもしれない。少なくとも、交通の便が良くない新球場は札幌や道内から訪れる入場者にとって、足を運びやすい環境ではない。開幕試合後の球場前には長蛇の列ができ、バスに乗り込むまで40分ほど掛かった客も居たという。気温の低い北海道の40分待ちは辛い。ところで、その新球場に移った「日ハム」の成績はというと、残念ながら良くない。現在5連敗中である。パリーグの他の球団は5割以上なので、日ハムだけが極端に負け越している。このまま負け続けるということはないと思うが、熱烈なファンほど豹変しやすい。つまり、日ハムの監督や選手を“罵倒し始める”可能性を持っている。また元々交通の便が良くない中で来ているので、負けた時の“うっぷんを晴らす場”が必要になる。そうでないと、徐々に誰も来なくなっていく。最高の観覧席を与えられ「10年間の無料パス」で悦んでいた入居者たちは「高い買い物をした」と思うようになる。そうならないためにも、日ハムは監督も選手も頑張らなければならない。最近、オーラが無くなって来た新庄監督だが、或る程度は勝たないと“奇策”も“パフォーマンス”も評価してもらえない。都心並みの価格帯マンションが“急落”しないためにも、他のチームから序盤で“引き離されて”しまわないよう頑張って欲しい。
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