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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「日本」「中国」「韓国」三つ巴「好感度」の低下


思えば、それぞれの国には“それぞれの料理”があり、それぞれの“味覚”があった。そういう隣国同士なのだから「日本」も「中国」も「韓国」も、ほんとうの意味で理解しあって、友好を深め合うというのは難しい部分があるのかもしれない。面白い調査結果が出た。日本人の9割近くが「中国」に対して良くない印象を持ち、中国人の9割近くが「日本」に対して良くない印象を持ち、韓国人の9割近くも「中国」に対して良くない印象を持っている。韓国人の「日本」に対する印象と、中国人の「韓国」に対する印象は若干異なるが、少なくとも三国が、お互いに“好印象を持ち合う国同士”となっていないことだけは事実だ。その点もあってか、昨日、韓国の李大統領は、日中間の深刻な対立状態に関して記者団から問われ、韓国の諺を利用して次のような言い方をした。「わが国には“喧嘩は止め取引は助けよ”という諺がある。個人間でも国家間でも同じだが、出来るだけ共存し、尊重し、協力し合うことが望ましい」さらに「一方の肩を持つより、皆が共存できるものが何か探して、可能な領域があるなら、それを中和剤とするのが望ましい」というような言い方をした。翻訳的には多少、異なるがニュアンスとしてのこういう言い方だ。わたしは改めて韓国の今の大統領は、なかなかの人物なのだな、と思った。実際、それぞれの国家には、それぞれの歴史とプライドがあるのだから、簡単には“妥協できない”部分があるのは仕方がない。けれども、そればかりを持ち出していては、国益が損じてしまう。互いに“妥協し合える部分”を見つけ出す努力も必要なのだ。最初の調査結果からも解るように、それぞれの国はなかなかに互いを理解し合いにくい面を持っている。そうであれば、その部分には“触れず”に“国益優先”で、手を結び合うことも必要なのだ。韓国は、中国人の多くが“日本行き”をキャンセルすることになったおかげで大量の中国人観光客を得ることに成功した。ところが、これが大失敗だったようだ。つまり“格安ツアー”が中国人客を大幅に伸ばしたのだが、その評判が極めて悪いのだ。なぜかというと通常の“観光旅行”ではなく、やや強引ともいえる“買い物旅行”のスケジュールで構成されていたからだ。もちろん、格安だから多少は“買い物”も加わることは覚悟していたようだが、それが“7割方が買い物時間”に宛てられたスケジュールだったようだ。これでは、いくら格安でも怒るのは当然で、食事内容も、徹底的に韓国料理で、その点でも中国人の味覚には合わなかったようだ。したがって、今回は大量の中国人客を得たのだが「二度と行かない」と拒絶反応が強いようだ。日本では、中国人客の足が遠のいたことで、嘆く地域と、悦ぶ地域が出てきている。観光地におけるマナーの良くない中国人客が多いからだ。結局、それぞれの“お国”は“近くて遠い”隣国のようだ。
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