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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「暗剣殺」に勝てなかった“書棚”や“大理石”⁉


昨日は「すばらしい部屋」に泊った話を書いたので、今日は「風水・方位はあなどれない」という話を書きたい。個人的な話になるが、わたしは数日前に“お引越し”をした。同じ札幌市内ではあるが「中央区」から「白石区」へと引っ越したのだ。札幌の中心部から少し“南東方位”へと引っ越したのだ。わたしは昔から“方位”や“風水”に関しては持論を持っている。それについて書き出すと長くなるので、要するに“一般的な方位学や風水学”をそのまま信じてはいない、ということだ。ただ方位や風水の持っている“作用・影響力”を軽んじているわけではない。巷に流布している一般論の中には首をかしげるものもあって、そういう意味で“信じられる部分”と“信じられない部分”とがあるということだ。今年は“南東方位”が「暗剣殺」に当たる。暗剣殺というのは「邪気→五黄殺」の反対側に来る方位ということで、昔から“暗闇の中で剣が突き出される方位”という風な意味合いで名付けられた名称の方位だ。暗闇の中でいきなり剣を突き出されたなら、どんな剣の達人であっても痛手を負ってしまう可能性が強い。そんなことは去年、ここに建つ新築マンションを購入しようとした時点で解っている。ただ、それだから「購入するのを止めよう」とか「引越しするのを止そう」とかは全く考えない。方位作用というのは、そんなに長く続くものではなく、だいたい一年も経てば消えて行く。そのあとは“その家の間取”や“家具インテリアの配置”等の方が強くなっていく。それに、もう“前の住居”には飽きていたのだ。たとえば、前の住居は「眺望」というだけで言えば、市内随一といっても良いほどの“素晴らしい眺望の得られる家”だった。範囲的に言えば東から南にかけ90度くらいの範囲がベランダになっているので、明るい日差しが異様に入ってくる。眼下には豊平川が流れていて、その“曲がり角”に当たる。だから風水上も“最良の土地”ということになる。ただ人間というものは不思議なもので、どんなに眺望が良くても、その部分だけで生きているわけではない。「もっと別な世界が視たい」と思うことがある。夏祭りに“打ち上げ花火が視られるベランダ”は何回も観ていると、少々見飽きても来る。そういうわけで12階から5階へと降りた。今度のマンションは、そういう意味では“花火”は視られない。たぶん視られない。もっともリビングよりも広いルーフバルコニーが付いているので、そして5階ではあるのだが一応は最上階なので、見晴らしが悪いわけではない。部屋の間取も、風水・家相について知っている者からすると、なかなかに興味深い。ちょっと珍しい間取の形状なのだ。北西部分、北東部分、南東部分、それぞれが俗にいう“張り”を持った家相だ。通常、マンションの設計というのは1階から最上階まで間取的には一貫しているケースが多いが、ここはそうではない。1階と2階~4階までと5階とでは、それぞれに間取が異なっている。特に東側と西側の両端はそれが顕著だ。その東側の5階がわたしの住居なのだ。まだ実際には数日しかたっていないので、正直、まごつくことが多い。その家に馴染むには誰だって数週間はかかる。これまで16年間、同じ場所で“同じ暮らし方”を続けていたので、それからの変化として慣れるまで時間が掛かるのは仕方がない。ところで話は暗剣殺に戻る。確かに「暗剣殺だな」と思った。4カ所の本州の家具屋さんから運ばれてきた家具類は、なぜかそれぞれに問題が生じた。別に家具屋さんに問題があったわけではない。わたしの方のミスなのだ。特に書棚は、高さ210cm幅90cmのモノ4台がエレベーターに入らず万事休すとなった。特注したのは私自身なので、わたしに問題がある。わたしは部屋の天井までの高さが250cmと訊いて安心して注文を出していた。正直、その時、わたしにはエレベーターがそんなに“小さい”とは思ってもみなかったのだ。引っ越しは「らくらくパック」というものを利用したのだが、考えてみれば、あれは“これまで使用していた家具類”をそのまま持って行くときには有効なのだが、すべてを新しくしてしまうと何の効果もない。愚かな私は、それに気付いていなかった。大理石のセンターテーブルは運送屋さんに運ばれてきた時点で、どうやら破損していたらしい。あとから聞いた話では大理石というのは意外にももろくて、そういうことがしばしばおこるらしい。特注の中世ベネチア型ソファは最初大きすぎて入らなかった。現代のマンションというのはコンパクトに出来ていて、ドア扉が狭い。だからヨーロッパ型家具の多くは日本の現代マンションでは入らない。組み立て式のものであれば、かろうじて入れられるが私の購入したベッドの組み立てなど4人がかりで2時間半も掛かった。だから「らくらくパック」など何の意味もなかったのだ。センターテーブルが“お預け”状態となっているので、お茶を飲むのもダイニングテーブルのみとなっている。こちらの大理石だけが奇跡的に破損せず“素晴らしい色合い”を保って組み立てられた。とにかく「暗剣殺」を見くびってはいけないと“方位の神様”がおっしゃっていた。
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