平昌五輪の女子マススタートで“銀メダル”を獲得した韓国のキム・ボルム選手は氷上に跪き、深々と頭を下げた。それはまるでメダルを取りに行った選手が、何も取れずに惨敗したことを詫びているような姿に映った。実際、表彰台に上がっても、記者会見となっても、最後まで彼女に笑顔はなかった。どうしてそうなったのかというと、19日の団体戦の時に、最後尾を走った選手のせいで敗れたかのごとき発言をし、大炎上してしまったからだ。何しろ、大統領府には50万人分もの“五輪選手資格を剥奪せよ”という嘆願書が届いたらしい。韓国人というのは、多分、民族的に“寛容さ”というものを持ち合わせていないに違いない。確かに、団体戦で一人の選手を非難するのは“マナー違反”である。それはそうなのだが、興奮しきった試合後、つい口走ってしまったとしても“資格剥奪”の嘆願書を出すほどのことであろうか。今大会では、他にもいろいろなところで首をかしげるような場面があった。例えば、女子アイスホッケーで“銀メダル”に輝いた選手の一人は、表彰台で銀メダルを掛けられて、すぐに外してしまった。五輪規定に違反するということで機構側からも注意を受けたが、彼女は“銀メダルのためにここに来たのではない”と拒絶的だった。負けたことが屈辱で“銀メダル”を掛けられなかったというのだが、いったいどれくらい多くの選手が、そのメダルを求めて競技したことだろう。また、ロシアから“個人参加(?)”の形で出ている選手にドーピングがあった。今大会は個人として出ていて、しかも、その国として出られない理由が“ロシアのドーピング疑惑”にあったというのにである。そんなことをしたら、また次回の時に問題視されるではないか。何かが狂い始めている。かつて「参加することに意義がある」と言われたオリンピックは、今や完全に“商売の場”となり、“金運の場”となり、“政治の舞台”と化している。スポーツでトップに立つということが、何十億、時には何百億という金を動かす。こういう言い方をしては変だが、“正規の事業”や“正規の商売”でコツコツ働いて得られる収入を“飛び越え出した時”から、オリンピックは“開いてはならない扉”を開いてしまったのかもしれない。
韓国で2000年代に活躍していた歌手のイ・ミン氏(46歳)が自宅で死亡しているのを、帰宅した夫が発見した。現在、警察が死亡のいきさつを調べているようだが、自殺であると思われる。つい 続きを読む
昨年一年間で日本在住の外国人のうち8863人が「日本国籍」を取得した。そして、その中では中国人の日本国籍取得がもっとも多く、3122人に達したという。それまで首位だった韓国人を90 続きを読む
この人の名前を久しぶりに女性週刊誌記事の中で視た。歌手で女優の五月みどり氏だ。現在85歳だが、昨年から認知症となって要介護施設の中で暮らしている。実質的には実の娘さんが訪ねて世話を 続きを読む
或るインタビュー記事を読んだ。精子提供を受けて生まれ、それを知らずに29歳まで過ごし、偶然知ることになって、その後は「なぜ知らせてくれなかったか」「提供者を捜し出したい」という気持 続きを読む
ホテル事業で赤字を膨らませていた企業が、いつの間にか“大きく変身”して、いまや「日本のストラテジー社」と呼ばれている企業がある。東証スタンダードに上場している「メタプラネット」とい 続きを読む
学歴詐称問題で“すったもんだ”したあげく、伊東市の田久保真紀市長は「続投」することを表明した。今年はどうも“そういう年”らしく、兵庫県の斎藤知事も最終的に「続投」となった。マスコミ 続きを読む
架空取引による「裏金捻出事件」で川崎重工は神戸造船工場の幹部ら関係者51人を懲戒処分にした。その“裏金”を飲食費やゲーム機提供に宛てていた海上自衛隊のトップを含む関係者93人に対し 続きを読む
TV画面に「逃げて‼」という文字が大きく出ている。いつまでも出ている。だが、実際には“3m”と予測されていた地域でさえ“1m”にも達していない。だが画面には、いつまでも「逃げて‼」 続きを読む
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっ 続きを読む
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそ 続きを読む