最近のニュースには「正義」というものに固執し過ぎているものが多い。特に「絶対正義」だ。その時、正義でも時代が変わることで、正義でなくなってしまうことは少なくない。例えば太平洋戦争の時代、お国のために“命を落とすこと”は「正義」だった。本当に「正義」だったのだ。それに「異」を唱える者は「非国民」と呼ばれた。そういう時代が我が日本にもあったのだ。だから、あまり「絶対正義」を振りかざすような人は信用できない。ということで、2月2日からフジテレビ系で「絶対正義」というドラマがスタートするらしい。そして、そのドラマにフリーアナウンサーの田中みな実氏が女優デビューするという。役柄は“不倫中の独身女優”らしい。演技力がどうなのかはわからないが、女優としてのスタートが“キャスター役”ではなく“女優役”であるところに、本気度が窺われる。実は田中みな実氏の父親は銀行の“お偉いさん”だった。そして昨年、経済産業省肝いりの「民間ファンド産業革新投資機構」なる組織の社長となった人物である。ところが役所との間で“投資手法”を巡り対立し、すぐに辞任してしまった。或る意味で“正義感”の強い人物のようである。そういう父親から、“不倫の独身女優”を演じる娘が生まれたことは素晴らしい。世の中「正義」を振りかざす人ばかりではつまらない。昨日、愛知県で暴力団の組員がその素性を偽り、郵便局で「ゆうパック」集配のアルバイトを行い、それを自ら告白し4日目に辞めた人物が、それでも賃金7850円が支払われていたとして、法律的には変換しなければならないらしい。きっと、真面目に働いていたに違いないのに…。それにしても、暴力団員が郵便局でアルバイトって、なんか哀しい。せめてIT社長の用心棒とか、危険な発破作業のアルバイトとか、そういうものにしてほしい。何が正しいのか、何が間違っているのか「それでも地球はまわっている」と叫びながら、火あぶりにされた人物もいた。
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