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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「正義」は「時代によって変わる」という教訓⁉


北海道の鈴木直道知事が「泊原発3号機」の再稼働を認める決断を下したことが報じられている。正式には28日に行われる同議会で、その方針を伝えることになりそうだが、地元の村長も同意の意向のようで、地元住民を完全に納得させたかどうかは不明だが、とにもかくにも“原発再稼働”は可能となるようだ。北海道だけでなく、全国的にも、続々と原発の再稼働が開始されている。万一に備えての余力ある電力供給は、特に寒さの厳しい北海道において絶対の課題なのだ。しかも、北海道の場合、今後、半導体の新たな工場が稼働し始める。半導体は“電力を食べて生きていく”怪物なので、現状では生きながらえることが出来ない。さらに原発を止めていることで電気料金が北海道の場合は、全国的にも極めて高い。泊原発を稼働させることで、或る程度、道内の電気料金も下げられると試算されている。泊原発だけではないが、一時期、周辺地域の汚染問題が強く叫ばれ「原発は悪だ」という風潮があった。その結果、せっかく稼働させてきた原発が次々と停止となった。その当時においては、原発を止めることが“正義”であった。もちろん、それに反対する人も沢山いたのだが、それらの意見はことごとく無視された。そういう場合「正義」を声高く叫ぶのは、何よりもマスコミ関係である。マスコミというのは、良くも悪くも“大衆の声”の代弁者として振舞う。だから少数意見の中に“取り上げるべきモノ”があったとしても、あたかも、そういう意見はなかったかのように振舞う。そうして大衆を先導していく。大衆の多くは、いつの間にか“それ”に洗脳され、引き摺られていく。そういうふうに出来ている。結局、何が正義なのかは、誰にもわからない。その時代や地域によって「正義」というのは変化するように出来ているからだ。だから、時代の先導者たちは、その責任を取らされ、処刑されたり、獄門に繋がれたりする。どんなに時代が進んでも、どんなに世の中が変わっても、だから、あまりに「正義」を強く振りかざす人は危険なのだ。歴史をめくると、そういう時代の波に翻弄されて、ほんとうは正しいことを言いながら「悪者」として、多くの人達から敵対視され、追われた人たちが何人も存在しているのだ。
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