時々「日本は平和で良いなあ」と、改めて思うことがある。戦争に突入していなくても“怖い国”のニュースが時々飛び込んでくるからだ。パキスタンは、そういう国の代表的なところの一つだ。11月1日にも“毒殺事件”が起こった。結婚してまだ2カ月の夫婦の間に起きた悲劇だ。この“毒殺事件”が悲劇だったのは、直接関係の無い多数の人たちまで巻き込んでしまったことだ。つまり、親戚などの27人だ。そして結果的に17人が亡くなった。残り10人も重体が続いている。どうしてそんなに亡くなってしまったのかというと、毒殺されるはずだった新婚の夫が“毒入りミルク”を呑まなかったからだ。新婚の妻は“毒殺”に失敗したのだ。ところが、そのままにしておいたミルクを利用して、夫の母親が何も知らずに“ラッシー”をつくり、親戚のみんなに振舞ったのだ。さあ、大変。バタバタと昏睡状態に陥ってしまった。夫のお母さんは、結果だけからいうと、新婚の嫁が計画した“殺人”の片棒を担いでしまった…ということになる。ところで、何故、その嫁は夫を殺そうとしたのか。その夫との結婚が“死ぬほど嫌だった”からである。パキスタンでは、親の言うことは絶対で、親が決めた“縁談”は、どんなに本人が拒否しても強引に結婚させられてしまう。わが日本でも大正時代までは、そういうことが実際にあった。この嫁には前から“好きな相手”がいたのだ。その相手とは、結婚後も続いていた。そして彼から「毒殺すれば良い」と“毒”を手渡された。もちろん、嫁は夫だけを殺すつもりだったのだが、予期せぬ形で、黙っていても離婚は成立する結果となった。実は、同じパキスタンの同じ州で、昨日、一人の女性が亡くなった。先月、以前付き合っていた男性から求婚され、断ったところ、いきなりガソリンを掛けられて火をつけられ、全身やけどで入院していた20歳の女性が感染症を併発して死亡したのだ。また三カ月前には、自撮り写真をSNSで公開して賛否両論を巻き起こしていた女性が、その実兄によって絞殺された。社会のタブーに挑戦したことが“保守派の人達”から非難され、それに応じた実兄が、自らの家系のために「名誉殺人」という暴挙に出たのだ。どれもこれもがやりきれない。お前ら「プライドの塊」すぎないか…。
この人の名前を久しぶりに女性週刊誌記事の中で視た。歌手で女優の五月みどり氏だ。現在85歳だが、昨年から認知症となって要介護施設の中で暮らしている。実質的には実の娘さんが訪ねて世話を 続きを読む
或るインタビュー記事を読んだ。精子提供を受けて生まれ、それを知らずに29歳まで過ごし、偶然知ることになって、その後は「なぜ知らせてくれなかったか」「提供者を捜し出したい」という気持 続きを読む
ホテル事業で赤字を膨らませていた企業が、いつの間にか“大きく変身”して、いまや「日本のストラテジー社」と呼ばれている企業がある。東証スタンダードに上場している「メタプラネット」とい 続きを読む
学歴詐称問題で“すったもんだ”したあげく、伊東市の田久保真紀市長は「続投」することを表明した。今年はどうも“そういう年”らしく、兵庫県の斎藤知事も最終的に「続投」となった。マスコミ 続きを読む
架空取引による「裏金捻出事件」で川崎重工は神戸造船工場の幹部ら関係者51人を懲戒処分にした。その“裏金”を飲食費やゲーム機提供に宛てていた海上自衛隊のトップを含む関係者93人に対し 続きを読む
TV画面に「逃げて‼」という文字が大きく出ている。いつまでも出ている。だが、実際には“3m”と予測されていた地域でさえ“1m”にも達していない。だが画面には、いつまでも「逃げて‼」 続きを読む
選挙によって野党がちょっとだけ多くなり、その結果として「現金給付」より「減税」に傾く可能性が、ちょっとだけ強くなった。最近は日本だけではなく世界的に“極右政党”が大躍進の時代となっ 続きを読む
「石の上にも3年」という言葉があるが、山形大学が「ナスカの地上絵」の研究を始めて早や20年が経過している。石の上にも20年だ。その結果、今回も「248点の新しい地上絵」を発見したそ 続きを読む
確か2年ほど前まで「生涯収支マイナス2億円君」だったような記憶がある「霜降り明星」粗品氏が、現在は「生涯収支マイナス4億円君」に変っていて、相変わらず毎週土曜日に彼自身の“競馬予想 続きを読む
われわれはどうしても「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、苦悩しているときには「これさえ上手くいけば幸せになれるのに…」などと思いがちなものだが、いざ、それが過ぎ去ってしまうと、もう“その 続きを読む