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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「洪水」と「干ばつ」が“同時”に襲って来た⁉


地球は丸いので、気まぐれな大自然との“お付き合い”も、それぞれに違っている。一見、正反対に思える“洪水”と“干ばつ”だが、ほぼ同時に“地球人”へと襲い掛かっている。まず洪水の方だが、インドに近いパキスタンの南部では6月半ば以降ずっと雨が続いていて、各所で洪水が発生し、3000万人にその被害が及んでいる。既に900人以上もの人々が豪雨被害で亡くなっている。特に南部シンド州の被害が大きく、被災者の多くは路上にテントを張って暮らしている。同じようにアフリカのスーダンでも異常なほどの豪雨に見舞われ、6つの州に対して非常事態宣言が出されている。洪水により現在まで79人の死亡が確認された。その一方でイタリアでは猛暑と干ばつが続き、本来は川底にあるはずの大砲や不発弾が露出している。中国各地でも猛暑と干ばつは続いていて、四川省、江西省、貴州省などの干ばつが深刻さを増している。連日40度以上の熱波と干ばつに人間だけでなく、農作物も干し上がっていて、その被害の大きさが、世界の食糧事情にも影響を与えるのではないかと心配されている。この数年“巨大な生命体”としての「地球」環境は何かが狂い始めている。これまで人類が生きていくのに相応しい環境を提供してくれていた「地球号」だが、もはや“天使”から“悪魔”にすり替わってしまったかのように、われわれ人類にさまざまな試練や課題を与え続けている。俗にいう「地球温暖化」とか「環境資源」とかの問題ではなくって、もっと根本的な“問い掛け”があるような気がする。もしかすると、コロナが世界中に蔓延し始めた頃から、巨大な生命体としての「地球」は“見返りを求めない優しさ”の顔から、次々と不条理な難題を突き付ける“冷酷非情な悪魔”へと姿を変えてしまったのか。われわれはそれに気付かず、昔のままいつまでも“優しい天使”で居てくれるものと勝手に妄想していたのではないのか。いったん制御を失った「地球号」は歯止めが利かなくなっていて、後戻りできないところまで来ているような気がして、私にはそれが怖いのだ。
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