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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「特殊な世界」は「そこ」で輝ける人が働く場所


世の中には「一般社会」と「特殊な世界」の二通りある。そして人には、生まれつき「特殊な世界」に“向いている人”というのがいる。そういう人は黙っていても「特殊な世界」の方に引き寄せられていく。「特殊な世界」と言っても実際にはいろいろあって、例えば芸能界もそうだし、プロスポーツの世界もそうだし、政治の世界もそうだし、宗教の世界もそうだし、水商売の世界もそうだし……まだまだたくさんある。いわゆる「普通の会社員」とか「普通の労働者」ではない人々だ。その特殊な世界で“十年も生きる”と、なかなか“そこ”から抜け出せなくなる。というか“そこ”に違和感を感じなければ、長居をすることになるし、長居をしてしまうと、もう“そこの住人”になって、いつの間にか棲みついてしまうことになる。昨日、女優の遊馬萌弥氏が13年間所属した事務所の退所と芸能界の引退とを公表した。実際には、もう新たな会社で“新社会人”として働き出しているらしい。彼女は、自ら“芸能人”を続けていこうか辞めてしまおうか相当悩んで決断したという。10年以上、居た世界なのだから悩んで当然だ。実は彼女のように、一つの世界に10年以上居続けた場合、基本的には今後も“その世界”で生きていけないことはない。運命学的な法則から言って、そうなのだ。けれども、では十年以上居ても、そこに本当の意味で“落ち着けないでいる人”は、その世界が「向いているか」と言われれば、ハッキリ言って向いてはいない。向いているなら、経済的なことを別にすれば、悩まないはずなのだ。悩むのは、本質的には「ここが自分の居場所」と感じ切れていないからなのだ。彼女の場合、子供時代から“ここ”で働いて来たので、13年にはなっても年齢的にはまだ26歳である。つまり十分に“やり直しの利く年齢”なのだ。だから多少の未練は持ちながらも、彼女は“新たなる世界”へと踏み出した。そして実際に働き出して「とっても素敵なところに就職できて楽しく元気に働いている」とファンに対してメッセージを寄せている。おそらく彼女の中では、ほんとうに会社員として働けるか不安があったに違いない。だから、すぐではなく、少し働いてみての報告なのだ。そして、その答えが「楽しく元気に…」というところに滲み出ている。そうなのだ。女優だから、だれもが輝けるわけではない。ふつうの会社員としての方が“輝ける人”は絶対に居る。迷ったら「知らない世界」にチャレンジしてみるのが良い。もともと女優なのだから、会社員だって経験しておいた方が絶対に良い。そうして、やがて余裕が出来たら、趣味として“華やかな役”を演じてみれば良い。その方がはるかに輝けることだってあるのだ。
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