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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「生成AI」後工程「日米10社」企業連合を設立


ようやく世間に「半導体」というものが製造業の“稼ぎ頭”に変わりつつあるという認識は出来て来つつあるが、まだまだあやふやな印象が残る。「日本」がもう一度“裕福な国”に生まれ変わるためには、避けて通れないのが“半導体さまさまの世界”なのだ。もちろん、そのためには日本の“半導体関連企業”が頑張ってくれないと困る。さて、日本には、どのくらいあるのか。実はこの“半導体”という化け物、それに関係する“すそ野の企業群”というのが驚くほど広い。何百社もあるのだ。だから決して一般に知られている企業だけではない、というのがミソで、まあ早い話が“半導体のおこぼれ”で急成長できる企業が山ほどある、ということなのだ。そこで、動き出したのが日本の「レゾナック」という企業だ。この地味な企業を中心として日米合わせて10社が企業連合を設立した。日本からはレゾナックの他、TOWAや東京応化工業など地味だが優秀な企業数社が参加する。日米と組む企業連合体「US-JOINT」10社の本部はアメリカのシリコンバレーに置く。やはり最先端半導体の本部はシリコンバレーが相応しい。日本に置いたのでは話がスムーズに行かないらしい。今回、組んでいる10社は実は同じ半導体でも「後工程」と呼ばれている分野の企業たちばかりだ。それも技術的に優秀な企業ばかりで互いに意思疎通を図りながら最先端半導体の技術開発を行っていこうという集団なのだ。同じ工程でも「前工程」と呼ばれる部門よりも「後工程」と呼ばれる部門の方が、日本企業に優秀な企業が多い。日本企業の場合、技術そのものは“世界一”の企業も多いのだが、それでいて実質的には受注を逃しているケースも多いと言われる。それは営業面で売り込みが下手だからだ。そういう意味では最初から、それぞれの部門が“一体化して研究開発していく”連合企業に加われば受注面でもプラスに働く。さらに研究開発費の捻出も日本企業は弱い。そういう点でもシリコンバレーに拠点を持つ企業連合なら支援が受けられるから、プラス効果が大きい。こうして、生成AIの時代が来ても、十分に半導体関連企業として成長していけるような企業がどんどん増えていくことで「日本」も外国に後れを取ることなく、徐々に“裕福な国”へと生まれ変って行ける“希望の灯”を「レゾナック」など参加企業が灯してくれようとしている。頼むぞレゾナック⁉
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