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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「神様」にも「マスク」は必要だったのか⁉


偉大なる建築家アントニオ・ガウディ氏の“没後100年”を記念して“完成”する予定であったスペインの「サグラダファミリア教会」がピンチを迎えている。新型コロナによって“工事中断”を余儀なくされている建設現場は、観光収入の方も激減していて、今後の建設費の調達に支障が出ているというのだ。そういえば、そうなのかと気付かされたが、この未完成の建築物の建設費用は“観光収入”で賄われているのだ。したがって世界中から観光客がやって来ないと成り立たない仕組みになっている。一応の“完成予定”は2026年に設定されていたのだが、予期せぬ災難のとばっちりを受けている。ただ、ここは普通の建造物ではない。れっきとした「教会」の建物なのだ。“神様の住まい”なのだ。だからこそ、ガウディ氏ならではの“奇抜な装飾”や“仕掛け”があちこちに施されている。そしてアウディ氏の“想い”を受け継いだたくさんの後進たちが建設に携わっている。現在、世界では3200万人以上が“新型コロナ”に感染し、そのうち100万人以上が亡くなっている。一時期下火となったヨーロッパでも、再び感染力を増して来ている。そういう中に在っては、実際に「サグラダファミリア教会」を観光する客が激減したのは当然である。神様も“新型コロナ”には負けそうなのだ。だからといって「マスクをつけた神様」というのは、なんとなく威厳がない。「神様って、意外と弱いんですね」と言われてしまいそうである。そういえば昨日、堀江貴文氏が何人かで飲食店を訪れ、マスク着用でなければ中に入れないということで、ひと悶着あったらしい。飲食店の場合、嫌でも食べる時や飲む時にはマスクを外す。そうであれば、客全員が無言で食べ続けるのでもない限り、来店時に“マスク”を着用していようがいまいが、実際にはあまり関係がないよう私には思われる。そういう意味では、堀江氏が疑問を抱くのは当然で、それを問いただしたとして問題があるようには思えない。マスク着用を“義務化”し過ぎるのは、いろいろな意味で問題ではないだろうか。
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