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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「第二のゴーン」が「日産」には、やって来る⁉


「ホンダ」と「日産」の“経営統合協議”が事実上破談した。最初は“対等な形での統合”という話だったが、ホンダ側が“日産の子会社化”を持ち掛け、それに猛反発した日産が「協定を破棄する」方向に舵を切ったのだ。最初から、多少ギクシャクした感じの“統合協議”だっただけに、やっぱりという印象が強い。実は、この破談は日産側にとって最初から「想定の範囲内」にあったのかもしれない。とにかく日産は、このままでは「生き残れない」と誰もが感じていた。なにしろ営業利益が90%減になるなど、存続の危機であることは経営陣も解っている。だから、とりあえず経営統合の話に乗ったのだ。どの企業でも“経営統合”するとなれば、たいていの場合にはリストラが生じる。実は統合などしなくても、日産はリストラせざるを得ない状況にあった。けれども、統合話のないリストラの場合には、会社側がリストラする人たちに対して“何らかの保障”をしなければならない。それに反発も予想される。けれども“経営統合”という形で行う場合には、従業員たちも“従わざるを得ない”のが普通だ。名目上、自分たちの会社が無くなるのだから、その会社に居られなくなるのは「仕方がない」ということになる。同じリストラでも、辞めさせ方に違いが出てくる。リストラ時の金額も、ただ単に事業不振からのリストラと、経営統合に伴うリストラとでは、保証金額に違いが出てくる。今回の場合、おそらく従業員たちは「仕方がない」という形で金額も含め“リストラ策”を受け入れたことだろう。それが決まって後「やっぱり統合はしない」という決断に至ったのは、故意なのか、偶然なのか、判らない。さて、そうは言っても、少なくとも日産の方は、今のままではどうしようもないのだ。だれかが……或いはどこかが……手を差し伸べなければ、救いようがない。わたしは思うのだ。ここで登場するのに相応しいのは「第二のカルロス・ゴーン」だと……彼は犯罪者ではあるが、しかし、一時期危機にあった日産を救った救世主でもあった。日産はだから「第二のゴーン」を見つけ出すしかないのだ。日産幹部の中に、今の日産を立て直せるような人物はいない。それでいて“子会社化”は嫌なのだから、これはもう誰か「ゴーンぽい人物を引っ張って来る」以外にはない。それが唯一の“生き残る道”なのだ。
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