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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「第2のバブル」はやって来るのか⁉


世の中には“奇妙な偶然”というものがある。時には「都市伝説」と呼ばれたりもする。今年、正式に決まったものの一つに“新たな天皇と元号”の開始時期がある。確か2019年5月1日から開始に決まった(?)ようである。この“元号の変化”は、日本の“景気動向”と大いに関係がある。多くの人は忘れているが、日本の本格的な“バブル景気”は「昭和」から「平成」へと変わる約2年前から始まり約1年後には崩壊しているのだ。つまり、元号の変わる前後に生じている。とすると、もしかして既に今年から“第2のバブル景気”は始まっていて、東京オリンピックの終りと同時に崩壊してゆく可能性もあるのだ。もっとも「今年から始まって…」などと言われても、そんな実感「どこにもございませんけど…」と食って掛かられそうである。う~ん、確かに書いている本人にもないんだけど…でも、しかし、それらしき現象は散見されるのだ。例えば、日経新聞で林真理子氏が「愉楽にて」という“へんてこな恋愛小説”を書き出した。こういう“恋愛小説”或いは“官能小説”が経済新聞で連載されると、その時期には経済が“上向く”という「都市伝説」があるのだ。事実かつて渡辺淳一氏が「化身」を連載していた期間は16%株価が上昇した。「失楽園」を連載していた期間は15%株価が上昇した。「愛の流刑地」を連載していた期間は55%株価が上昇した。渡辺淳一氏の官能小説は“日本経済を押し上げるのか”と真顔で囁かれたものだ。つまり林真理子氏は再び“景気浮揚の作家”になれるかと期待されている。この小説自体は「男性」というものが、私に言わせると“全く描けていない”読むに値しないような作品だが、世間的な評判は上々らしい。まあ「林真理子」という作家が直木賞を受賞したのは本格的“バブル”が始まる前年で、或る種“景気浮揚の運”を持っていることは確かだ。実は、今年は「講談社文庫」開始から46年ということでの企画「乃木坂文庫」というものが10月から開始された。これはアイドルグループ乃木坂46のメンバーが文庫本のカバー写真として使われているもので、46冊の表紙をアイドルたちの“顔”が飾っている。要するにそれだけなのだが、それが何んと奇跡を起こし、例えば林真理子氏の大昔の小説『星に願いを』を飾っているのは乃木坂46・西野七瀬さんなのだが、一挙に1300倍もの売り上げを記録した書店もある。ハッキリ言って、まったく売れてなかったのに、「顔」を林真理子氏から西野七瀬さんに変えただけでベストセラーになったという話だ。これは林氏にとって、悦べる話なのかどうか…やや疑問だが、とにかく売れたのだから素晴らしい。読まれるのかどうかは保証できないのだが…。

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