私が子供のころ、大みそかは「紅白歌合戦」を見る、というのが世間一般の“習わし”となっていた。そこには何の理屈もなく、一年の疲れを“華やかな歌や踊りや笑い”で癒しましょう、というコンセンスが取れていた。TVが“娯楽の王様”だった時代の話だ。けれども時代は変わり、もはや誰もTVを“娯楽の王様”だとは思わない。NHK「紅白歌合戦」への出場が、歌手にとって“一流であることの証”というステータスも薄れた。本気で「赤(女性歌手)」や「白(男性歌手)」の歌手だけを応援するという状況そのものが見られない。第一、男女混合のグループも多い。性判別そのものさえ微妙になっている。“周りの誰も”が見ている番組でもなくなった。日本における“歌の世界”が多様になっていて、昔のように“歌謡曲”というジャンルで単純に括れなくなっている。それでも“日本の国民的な番組”は、古典的手法にこだわり続けるかのよう「紅白歌合戦」というタイトルと形を変えていない。近年、俗に“大物歌手”と呼ばれる人たちが次々と“卒業”し、或いは“落選”した。最近は誰のどの曲がヒットしているのか、正直よくわからない。“歌番組”と呼ばれるTV番組が減って、国民の誰もが“知っている歌”そのものが消えている。“茶の間で見る歌”が存在しないのに“茶の間で見る歌番組”を作り続けること自体に無理がある。多分「紅白歌合戦」のタイトルや手法を変えることができないので、人選だけでも“新鮮”にしていこうという涙ぐましい努力の結果なのかもしれない。今や“男女別の紅白”など何の意味もないのだから、思い切って日本列島を“東・西”に分断して出身地域別の「東西歌合戦」にしてしまう方がスッキリするような気もする。それとも、かつての「歌のベストテン」のようにリクエスト集計をして、個人的な“歌合戦”にしてしまうという方法もある。もう「日本人の誰もが歌える歌」はなくなってしまうのだろうか。
世界の大富豪イーロン・マスク氏と、世界を牛耳るアメリカ大統領トランプ氏の「蜜月」が終わった。最初から、だれもが「大丈夫か⁉」と思っていた二人だが、その大方の予想を裏切ることなく、お 続きを読む
ギャンブル好きの芸能人は多いが、その代表格ともいえる「霜降り明星」の粗品氏は、謝金が膨れ上がっていることでも有名だ。最近は「税金が払えない」ということで所有のロレックス時計まで“手 続きを読む
昨年一年間に出生した日本人は68万6000人だそうで、予想されていたよりもはるかに早く“70万人”を切った。現在の担当大臣は三原じゅん子氏だが、昨日の会見でも役人が書いた原稿を“棒 続きを読む
ときどき芸能人で次々と美容整形していく人がいる。適度な整形は良いと思うのだが、あまりにも次々としすぎて“本来の姿”が判らなくなっていくのは危険だ。「ものまねメイク」という分野で一時 続きを読む
おそらく私のような“占いの同業者”は、誰も“今回のような事件”に対してコメントしないと思われるので、あえて同業者からの“冷静な観方”を書いておくことにした。「文春」によれば、タロッ 続きを読む
元卓球選手“東京五輪の金メダリスト”で現在タレントの水谷隼氏が、自らのFX取引における“成功”と“失敗”をSNSに投稿している。それによれば、5月6日のゴールデンウイーク時には「1 続きを読む
いつの時代でも、人は齢を取る。当たり前の話だが一刻、一刻と老いていく。だから「若さを保とう」などと考えても無駄なのだ。むしろ、そういうことを考えること自体“老いて来た”証しと言える 続きを読む
新たな古代文明遺跡の発見とか、飛来していた宇宙人の痕跡とか、興味深い話というのはいろいろとあるものだが、最近、飛び込んできたのは、あのイーロン・マスク氏の子供の中には日本人ポップス 続きを読む
有名人に何かが起こって大きく報道されると、世間の人たちの多くは、その報道のされ方によって、その人物の未来を本能的に予測する。たとえば「田中圭は、今回の報道で、もう仕事上でも家庭的に 続きを読む
マヤ遺跡が「突如出現した都市遺跡」のように大昔は語られていた。けれども時代は進んで、さまざまな“新たな遺跡”が見つかって、いつの間にかマヤも“突如出現した”のではなく、徐々に形成さ 続きを読む