アメリカのペンシルバニア州の教会で70年間にわたり、カトリックの高位聖職者たちが、そこに通う子供たちに対して“性的虐待を行っていた”という驚くべき報告書が8月14日に公表された。この報告書は専門の調査委員会が2年がかりでまとめた“聞き取り調査”に由来するもので、1947年から2017年まで70年間に及ぶ期間を網羅した50万ページに達する膨大な資料だ。この報告書で加害者として登場するのは、司教とか、大司教とか、枢機卿とか呼ばれる高位の聖職者たち300名であり、被害者として登場するのは主として少年達であるという。その数、何と1000名にも達する。インドなどでは確かにヒンズー教聖職者が少女たちを犯すという犯罪が後を絶たない。けれども、今回の話は“ヒューマニズムの国・アメリカ”のカトリック聖職者たちだ。この報告書によれば、仮に“性的虐待”が発覚しても、聖職者たちは何ら罰せられることもなく、その教会から異動を命ぜられただけであるらしい。つまり、これはペンシルバニアの報告書なのだが、もしかすると他のところへ移っても、彼らは同様な“聖行為”を行っていた可能性があるのだ。そして、ここで注目したいのは、被害者の多くが少女ではなく、少年だったという事実だ。こんなことは考えたくないが、もしかすると元々“少年愛”の強い男性達がカトリック神父という職業を求めた可能性はないのか。仮に、そうだったとするなら、その“犠牲者”となった少年たちは、何年か教会に通って、その教えに従っていくうちに“同性愛こそが神の愛に通ずる”と錯覚した可能性はないのか。そして“その愛”を普及させようと努力し始めた可能性はないのか。或いは、神に幻滅を抱いて、その後には信仰を捨て去ってしまった可能性はないのか。人間不信に陥って、誰も信じられなくなってしまった可能性はないのか。さまざまな可能性を、聖職者たちは少年の人生に与えたのだ。
世界の大富豪イーロン・マスク氏と、世界を牛耳るアメリカ大統領トランプ氏の「蜜月」が終わった。最初から、だれもが「大丈夫か⁉」と思っていた二人だが、その大方の予想を裏切ることなく、お 続きを読む
ギャンブル好きの芸能人は多いが、その代表格ともいえる「霜降り明星」の粗品氏は、謝金が膨れ上がっていることでも有名だ。最近は「税金が払えない」ということで所有のロレックス時計まで“手 続きを読む
昨年一年間に出生した日本人は68万6000人だそうで、予想されていたよりもはるかに早く“70万人”を切った。現在の担当大臣は三原じゅん子氏だが、昨日の会見でも役人が書いた原稿を“棒 続きを読む
ときどき芸能人で次々と美容整形していく人がいる。適度な整形は良いと思うのだが、あまりにも次々としすぎて“本来の姿”が判らなくなっていくのは危険だ。「ものまねメイク」という分野で一時 続きを読む
おそらく私のような“占いの同業者”は、誰も“今回のような事件”に対してコメントしないと思われるので、あえて同業者からの“冷静な観方”を書いておくことにした。「文春」によれば、タロッ 続きを読む
元卓球選手“東京五輪の金メダリスト”で現在タレントの水谷隼氏が、自らのFX取引における“成功”と“失敗”をSNSに投稿している。それによれば、5月6日のゴールデンウイーク時には「1 続きを読む
いつの時代でも、人は齢を取る。当たり前の話だが一刻、一刻と老いていく。だから「若さを保とう」などと考えても無駄なのだ。むしろ、そういうことを考えること自体“老いて来た”証しと言える 続きを読む
新たな古代文明遺跡の発見とか、飛来していた宇宙人の痕跡とか、興味深い話というのはいろいろとあるものだが、最近、飛び込んできたのは、あのイーロン・マスク氏の子供の中には日本人ポップス 続きを読む
有名人に何かが起こって大きく報道されると、世間の人たちの多くは、その報道のされ方によって、その人物の未来を本能的に予測する。たとえば「田中圭は、今回の報道で、もう仕事上でも家庭的に 続きを読む
マヤ遺跡が「突如出現した都市遺跡」のように大昔は語られていた。けれども時代は進んで、さまざまな“新たな遺跡”が見つかって、いつの間にかマヤも“突如出現した”のではなく、徐々に形成さ 続きを読む