当然のことだが、われわれは法律の下に暮らしていかなければならない。したがって法律が変われば、時には「運命」を大きく変えることができる。例えば独身女性の場合、自分がどんなに子供好きで、子供を育てていくことに自信があっても、日本の法律の下では“相手男性”なしに“妊娠”“出産”をすることは出来ない。通常の場合は、結婚してのち、妊娠をするのが“正常な姿”とされる。仮に、結婚の予定なく妊娠・出産した場合であっても、少なくとも、その妊娠時の相手だけは絶対に必要なのだ。ところが、今回、フランスで可決された法律では、その“妊娠時の相手”さえも必要としていない。どうしてかというと「自分の子供が欲しい」と熱望した場合、“生殖補助医療”を受けられる法案が正式に通ったからだ。たとえば自分には“適当な相手”が居なかったとしても、それは医療現場が手配してくれる。本人は“卵子”を提供するだけで良い。体外受精によって、子供を作ってくれるからだ。もちろん“精子提供者”は居るのだが、それは“偶然の精子”で医療現場が決める。つまり、その女性にとっては、実感として「自分だけの子供」が独身のまま得られるのだ。恋愛とか結婚とかの“煩わしい部分⁉”が完全に排除されている。そういう法案が、フランスでは賛成326、反対115、棄権42で可決成立した。しかも、フランスだけではなかった。欧州では既に十数か国が、それらを認めていた。ただ、私には“少し不公平”に思える。それらの権利はあくまで“独身女性”或いは“レズカップル”に限定されていて、“独身男性”や“ゲイカップル”の方には与えられていないのだ。男性の場合には「代理出産」というものが“仲介”をするので、その点で女性と同列に語ることは出来ないのだそうだ。う~ん、解かったような解からない話。同時に「卵子凍結の権利」も“30代女性”には与えられた。これで女性は50代になっても、60代になっても、体外受精での妊娠・出産が可能になるのか。というわけで「子供が欲しい」独身女性は、フランスに暮らした方が有利なのかも…。
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む
昨日、外国人に関する“人権”や“難民”問題を扱っている主要な8団体が結束して、選挙に関連して拡散している「外国人が優遇されている」という噂は「まったく根拠のないデマであり誤解である 続きを読む
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
熊本県天草市の本渡郵便局の配達員が、今年4月、配達すべき郵便物500個を“ごみ集積場”に破棄していて、それを集積場の近隣住民が気付き、郵便局に知らせて事件が発覚、問題の配達員が解雇 続きを読む
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む