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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「葬儀場で蘇る」とコントのようで後味が悪い


アメリカのネブラスカ州にあるホスピスから、死亡したとして葬儀場へと運ばれたコンスタンス・グランツ氏(74歳)の遺体が、葬儀業者の手に渡って死後処理を施そうとしたとき「まだ息がある」ということに業者が気付いて連絡、病院へと緊急搬送されたらしい。時々、こういう話が伝わってくる。人の生命力というのは奇妙なもので、いったん、その時期に“死ぬ”はずだったものが、何らかの理由から「仮死状態から蘇える」よう……つまり、あちらの世界から「まだ、来なくて良いよ」と押し戻されるようなケースがときおり見受けられる。あっちの世界は、それで良いかもしれないが、こっちの世界としては「だって、死んだじゃない‼」ということで、いろいろ手続き的なものも済ませてしまっていたりすると、妙に気恥ずかしい。たとえば保険会社に連絡して、保険金が下りる手続きがなされているような場合、本人が急に「俺、死んでいないんだけど…」とか電話してきたら、怖いでしょう。それ、申し込んだ家族も「いや、実は死んでいたはずなんですが…」って説明するのも、ちょっと難しいし……。年金とかストップされたら、もう「まだなんですけど…」って言っても「ダメ、ダメ、不正は受け付けないよ、そんな判り切った嘘つくんじゃないよ」って諭されたりして……。どうもバツの悪いこと、極まりない。何しろ、葬式も済ませてるから、近所の人たちも「似た人がいるもんだな⁉」って、似た人じゃなくって、本人なのッて、いくら説明しても怪訝な顔をされるだけで、やっぱり、ここは、殺すときはしっかり殺してくれないと、その後が大変なんだからって、そういう集まりがあった時に話したんですよって、どこの集まり⁉ 大体、本人だって覚悟してたのに、向こうに行ってからの予定だって、ちゃんと組んでたのに、この不始末はどうしてくれるんだよ‼って、あの人、嘆いていたみたいですよ。
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