「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「親の背中」は視ていなくても…二千翔氏の結婚


女優・大竹しのぶ氏の長男・二千翔氏が結婚した悦びを、ラジオの中でしのぶ氏が語ったようだ。40歳の結婚で、今時としては特別遅いわけではないが、それでも母親としては「40歳くらいまでには何とか結婚してほしい」という想いがあったようだ。ちなみに父親は明石家さんま氏ではない。娘のIMARU氏の方はさんま氏との児だが、長男の方は前夫である服部晴治氏との児なのだ。したがって、そういう意味でも“或る種の責任”のようなものを感じていたのだろう。確か二千翔氏は父親の顔を知らないはずだ。47歳の若さで亡くなってしまったからだ。どうしても大竹しのぶ氏というと、明石家さんま氏との関係がイメージされがちだが、実際には二人の結婚生活は短く、大竹氏の方は、その後も別の男性と長期間“事実婚”の状態にあったりした。そう言う意味で言えば、二千翔氏にとっての父親は“だれ”なのかとても難しい。けれども、奇妙なことには彼は“本当の父親”である服部晴治氏の跡を追った。現在はWeb制作会社を経営しているが、実質的には“タレントと企業を結び付ける仕事”をしている。父親はTBSのディレクターであったのだが、実質的にはタレントと企業を結び付けて“大ヒットドラマ”を多数手掛けたことで知られていた。二千翔氏は最初はアメリカで働いていたのだが、やがて日本に戻った。商社などに勤めたのち起業した。自分から芸能界と関わろうとしたわけではないのに、いつの間にか“そういう仕事”になっていった。敏腕ディレクターだった父親の背中を見て育ったわけではないのに、結果的には同じような仕事で手腕を発揮している。顔立ちも、さんま氏の方ではなく服部氏の方に似ている。ところで娘のIMARU氏の方はどうだろう。こちらは何故か“母親と同じ道”は歩んでいない。どちらかと言えば、さんま氏と同じように雑多な仕事を自由に行っているようだ。そう言う意味では、こちらも父親の背中を視ることなく、早い時期に離別したのだが、父親と“似たような顔立ち”となって自らの生き方を堪能している。結局、われわれは“親と子の間”をどうすることも出来ない。どこかに、その面影を引き摺りながら生きていくしかないのだ。どんなに親を嫌っても、どんなに親と早くに別れても、その不可思議な遺伝子を背中に背負って生きていくのだ。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言