最近、親が子を道連れにする、逆に子が親を道連れにする形の「心中事件」が時々起る。経済的困窮、介護疲れ、育児疲れ、孤立感、深刻な事情がその背景にあるが、総じて“将来への見通し”が暗く、どこにも“頼れず”すべて抱え込み、親や子を“想う”が故の「道連れ心中」である場合が多い。世間は、親子間の密着度が強いと、そこに“親子の深い絆”を感じて、深入りしすぎないよう配慮しがちである。つまり「お節介を焼きすぎない」対応を取ってしまう。ところが、そうすることで二人はますます孤立していく。親子間の「絆」は確かに深まるが、それが“一体感”となり、その親や子の片方が“障害”や“病気”を抱えている場合、一人で生きていくことが困難である場合、“挫折感”ばかり強まって、未来に“希望を託す”ことが出来なくなってしまうのだ。近年、少子化となって「親・子」の密着度が強まった。それに反比例するかのように“近隣との関係”や“親戚との関係”は乏しくなった。都会では、親子の絆は強いのに、近隣や親戚との絆は無きに等しい。そういう場合「親子間」だけを“特別視しすぎない”ことが大切なのだ。「それぞれの人生」と“割り切る”ことも、時に必要なのだ。とりあえず「自分が生き延びる手段」を確保し、徐々に相手も“引き上げていく”意識が、結果的に二人を“すくい上げていく”ことに気付いてほしい。
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