「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「記者会見」より「潔白なら告訴」の疑惑会見


どうもスッキリとしない「疑惑潔白会見」だ。総合格闘家の平本蓮氏が弁護士二人を同席して“薬物疑惑”を真っ向から否定した。そもそもの告発者が、身内側ともいうべき格闘家の赤沢幸典氏から出ている。しかも、平本氏が「潔白会見」を開く前にそれを察知し、改めて「自分の告発は真実だ」とする主張をSNS上で展開している。しかも、その証拠品として“音声録音”までが提出されている。一方の平本氏は「ドーピングの事実はない」として、そんなことをするはずがない、としながら正式に赤沢氏を“告訴”するかどうかは分からない、としている。この部分は問題だ。アスリートにとって、薬物疑惑は“選手生命”が掛かっている重要な問題だ。ましてや、世間的にも注目を集めていた試合での薬物疑惑で、相手選手は今回の敗退によって引退の可能性まで出てきている。もし赤沢氏の指摘することが本当なら、ただ単に謝罪するだけでは済まない。それに、いちばん不思議なのは、身に覚えのないことであるなら、間違いなく赤沢氏の“薬物告発”は「名誉棄損」に相当する。ほんとうなら、すぐにでも告訴すべき事案なのだ。それを「どうするかは今後話し合って検討する」と付いて来た弁護士さんが言っている。いま一つ歯切れが悪い。告発者の方は「潔白」記者会見を察知して、重ねての告発を行っている。それなのに“法に訴えるかどうか分からない”というあいまいな反応。その一方では“全否定”なのだ。アスリートの競技においては、これまでにもしばしば薬物疑惑がささやかれている。実際に“それ”が元で失格となった選手も多い。ただ近年のボディビル大会などでは明らかに“薬物”とは言えないのかもしれないが、異常なほどの筋肉増強剤が使用されている。今後ますます“ギリギリのもの”をカラダに取り入れて肉体を強化する人たちは出てくるのだろう。純粋に練習や体力や技術だけで勝負をする時代は、もう過ぎてしまったのかもしれない。さまざまな“科学”と“医薬”と“秘密の力”が、規格外の強さを発揮していく時代が、もうそこまで来ているのかもしれない。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言