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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「認知症」でも勤まる「大統領」という要職⁉


今月9日、アメリカのバイデン大統領は地方のイベントに出席していた。そこにはシューマー上院総務も出席していて、彼が他の出席者と次々握手を交わした。もちろん、最初に大統領と握手し、それから他の出席者たちとだ。ところが、何を勘違いしたのか、或いは忘れてしまったのか、他の出席者たちと握手しだした時、バイデン氏はもう一度“握手の体勢”をとって、手を差し出していたのだ。もちろん、最初に握手しているので、二度目はなかった。だからバイデン氏の手は“奇妙な状態”のままだった。実は現在79歳のバイデン氏には以前から“認知症疑惑”がある。昨年6月のG7サミットの場、彼は相手に不快感を与えるような“失言”や“言い間違い”をしばしば行っていた、とされている。もっとも、これは現代がちょっとした発言でも「パワハラだ」「セクハラだ」「モラハラだ」と騒ぎ立て、公的な言動に対して厳しく“大目に見ない風潮”が作用しているのかもしれない。ロシアのウクライナ侵攻前に行われたインタビューで、プーチン大統領に対して「人殺しだと思うか」という記者の問いかけに対し「そう思う」と返している。このあまりに直接的な反応に対しては、プーチン大統領自身がこの発言のことを問われて「お大事に、彼の健康を願う」と絶妙の“返し”を入れている。こういう“返し”を日本の政治家たちも見習ってほしいものだ。どうも日本の政治家からは“ユーモアを含めた、或いは皮肉を込めた余裕の発言”というものを聴いたためしがない。まあ、それだけ日本人は真面目なのかもしれないが、真面目だけで外交関連の物事は進展しない。もっとも、認知症的言動に関しては、私も人のことを言えるような筋合いはなく、きわめて“危うい”状態にある。とにかく“知っている名称”が出て来ない。若い頃は誰よりも記憶力には自信があったのだが、いまは誰よりも記憶力には自信がない。どうしてそんなことを忘れるのだろうか、というような名称を忘れる。人物の名前、物品の名前、日時の記憶……いちばん想い出せないのは過去の記憶で、体験していること、行っている場所、何度も逢っている人、自分が“書いていた文章”の記憶さえ、真っ白という場合が少なくない。「こんなこと書いたっけ」と思いながら、自分の書いた文章を読み直す。そうして、まるで初めて教えられたかのように「へぇー、そうなんだ」と納得したりする。過去の自分が、もはやどこかに消えている。わたしは誰なんだ⁉
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