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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「超個性派」同士の「蜜月」長続きせず…が正解


世界の大富豪イーロン・マスク氏と、世界を牛耳るアメリカ大統領トランプ氏の「蜜月」が終わった。最初から、だれもが「大丈夫か⁉」と思っていた二人だが、その大方の予想を裏切ることなく、お互いを“罵り合う形”で別れを告げた。マスク氏には、根本的に「トランプを大統領にしたのは自分だ」という自負がある。したがって“電気自動車の補助金打ち切り”は信じがたい“裏切り行為”に思えるのだ。まあ、だれだって自分が社運をかけて行っている事業の足を引っ張られたなら、快く思うはずがない。ましてや、自分が大統領にしてやった相手に、そうされたなら……。一方のトランプ氏からすれば、自分の行なおうとしている“税改革”に「聖域はない」そんなことは、イーロン・マスクともあろうものが理解できないはずがない……という論法なのだ。実際、彼のやっていることを視ると、だれであろうと、どの国であろうと「公平な商談にする」という意識が強い。世の中というか、物事というか、けっして“公平・一律だけで済むものではない”ということが、この人は解っていないのだろうか、と思うほど“単純な公平論”を振りかざして政治を行っている。いや、実際には「アメリカ」という会社の“業績を上げよう”と必死なのだ。なぜ、そんなに頑張るのか。それは「偉大なるアメリカ大統領」として歴史に名を刻みたいからだ。だから、そのためにはイーロン・マスクを切ってでも、実行していく。つまり、正直に言えば、彼はアメリカのために行っている……というよりも、自分の功績が“後世にも遺る”よう“自分のため”に行っている。よく、この二人に対して「金が目的だったのか」という人達がいるが、そうではない。彼らはともに、もう、金など必要ない。必要なのは、後世に遺る功績なのだ。だから、そういう意味で手を組んだのであり、その点では今も一致しているのだ。ただマスク氏には“裏切り”が許せないのだ。ほんとうは裏切りでも何でもなく、最初からトランプ氏は“予定通り”のことを行っただけだが、マスク氏にとっては“裏切り行為”であり“屈辱的な行為”と捉えている。だから何らかの形で“復讐”しようとするだろう。こういう「負けを知らない人たち」は復讐心が強い。したがって、トランプ氏は、ほんとうは“少しだけ肩入れ”してやれば良かったのだ。「大金持ちのマスクに、補助金は必要ないだろう」ではなくって、まあ「半額にする」くらいの措置にしておけば、不満があってもマスク氏は我慢できただろう。ともかく、どちらにとっても、対立はマイナスなのに……そんなことは解っているのに……プライドが許せないのだ。
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