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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「逃亡者」なのに「セミナー6千万円」荒稼ぎ⁉


こういうのを知ると、つくづく人間には「運」があって、強運な人はどこまでも強運なんだなあと思わざるを得ない。逃亡者カルロス・ゴーン(70歳)のことだ。日本で金融商品取引法違反に問われたゴーンだが、収容先から「音楽機材」と称して運び出されて手配された飛行機に乗り、そのままレバノンへと逃亡した。文字通り「事実は小説よりも奇なり」を地で行くストーリーで、日本警察の“甘さ”が問われる事件でもあった。あれから5年。その逃亡者ゴーンはどうなっているかと言えば、日本と“犯罪者引き渡し協定”のないレバノンで、悠々自適どころか華やかな生活を楽しんでいる。なにしろ「あの事件は日産幹部と日本の司法当局による陰謀だ‼」として、ゴーン被告の方から「日産&日本」を相手取って1575億円の“損害賠償請求”を求めているくらいなのだ。もっとも、レバノン外務省の方が、それを「日本」に送付することを否んでいる…とも伝えられる。とにかく、この人、昔から変わらず「まあ、強気」なのだ。そして現在は優雅にベイルートの豪邸で夫人と優雅な暮らしぶりで、時にはTVにも出たりしている。そして毎年キリスト教系の大学で教授として高額なビジネスセミナーを担当している。20人という人数限定のビジネスセミナーだが、その参加費はおひとり様315万円と超高額なのだ。つまり、それだけで20人集まれば6000万円を軽く超す収入になる。オンラインの参加者も認めていて、そちらも超高額だから、いったいどれだけ儲ければ気が済むのか……という感じなのだ。わたしがむかし好きだった「逃亡者」というアメリカのTVドラマは“無実の罪”を背負った医師である逃亡者が、逃げる先々で知り合った悩める人達を“救う”とか“手助けする”とかしながら、真犯人を自ら捜し求めていくドラマだったが、こちらの逃亡者には「日本とフランスから国際逮捕状が出ている人物」とは思えない自信と傲慢さが感じられる。ほんとうに“あのドラマ”を見せてあげたい。待てよ、キリスト教系大学って、そういうことが許される大学なのか……。
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