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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「過去最多のアメリカ」を超えている「日本」


アメリカ人というのは、日本人に比べて“陽気な人種”というのが、われわれが感じる何となくの印象だ。あまり細かなことに対して“悩むことは少ない”ように思われる。そのアメリカで、2022年の自殺者数が過去最多になったことが公表された。49449人だったらしい。5万人弱ということだ。この数字は10万人の人口に当てはめると14.9人が自殺している計算になる。同じことを日本に当てはめると、17.5人となって、日本の方が深刻なのだ。だから、当然のことながら“他人事”ではない。アメリカの場合、これまでと比べて「45歳以上の自殺者が増えている」ことが特徴で、近年のインフレ加速などによって“追い詰められている人達”が多くなっている現状を物語る。アメリカの場合、賃貸の家賃は“遠慮なく値上げされる”のが特徴だ。日本のように、ずっと同じ家賃で来ているのに“急に値上げする”というのもどうか……など、借りている人達の事情など、お構いなしなのだ。分譲住宅でも同様で、長期金利が上昇中なのだから、毎月のローン返済額が“どっと増えること”など珍しくない。もちろん食材や生活用品など、あらゆるものが上昇中だ。わが日本だって、ここにきてヘンなところで“世界に遅れまい”と、あらゆるものが値上げし始めている。だから、そういう意味では元々が“楽観的なアメリカ人”の自殺者が増えているのだから、元々が“悲観的になりやすい日本人”の自殺者が増えていくのは目に見えている。それに、元々の自殺比率が、自慢できることではないが日本の方が高いのだ。ただ日本で一つだけ“良い”と思うのは銃規制があることだ。なぜならアメリカでは“それ”がない。だから、銃によっての自殺者が半数近くを占めているのだ。銃を所有していると、たとえば衝動的に「死にたくなった時」それを可能にするものが手元にあれば即実行しやすい。日本では“それ”がないから、衝動的に思ったとしても、少しだけ考える時間が与えられる。銃に比べると「日本刀によるハラキリ」は武士でもなければ難しい。それでも、17.5人が亡くなっている。日本人は未来を“深刻に”“悲観的に”捉えがちで、歌詞などでは「願いは叶う」などと歌うが、実際には少しも信じてなどいないのだ。
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