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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「金運」と「収入」とは“別物”と解るMJの負債


2009年に謎の心停止により50歳で死去したマイケル・ジャクソン氏だが、いまだ法廷論争が続いているようで、彼は死の直前に800億円以上の負債を抱えていて、それを清算する意味でも生活を一新し“欧州の新たなツアー”に掛ける意欲は旺盛であったと証言されている。美しい宝飾品や美術品に眼のない彼は、手当たりしだいにそれを集めていた。その結果として、途方もない金額が“未払いのまま残っていた”ということらしい。もちろん、彼の収入はけた違いなので、仕事さえ継続していけば十分に返済できたに違いない。ただ、わたしは運命家の観点から、やはり人間の運命には「金運」というものがあって、それは「収入」とイコールではないことを、この話はわれわれに教えてくれる。いや正確に言えば「金運」と「収入」とは大いに関係しているが、ただ収入がいくらあっても“借金しがちな人生”はあるし、逆に収入は乏しくても“預貯金”を保有している人たちは居る。つまり「金運」というのは“暮らしていくためのお金”とは直接的につながってはいないのだ。マイケル・ジャクソン氏の場合、わたしが気になるのは彼が“顔面整形”を繰り返していたことだ。その結果、彼は“細く高く長い鼻”を手に入れた。ところが、この“見た目に美しい鼻”は、実は「金運」という観点から言うと、必ずしも幸運ではない。“気高く美しい人生観”を持っていて、そのためなら借金もいとわないことを物語っている鼻なのだ。したがって、彼がたとえ欧州の“新たなるツアー”を成功させて大金に恵まれても、だからといってすべての借金が無くなって“お金が貯まっていく”ことにはならない。新たなる“お金の消費材料”が必ず出てくるはずなのだ。日本人でも、彼と同じように“細くて高くて長い鼻”に変えたがる人はときどきいる。もし、精神性を必要とする仕事や、伝統とか歴史的な価値ある仕事、美に関連している仕事……そういうような仕事の方であれば、職業的には成功に向かう可能性が大きい。けれども、こと金運という点では、必ずしも恵まれているとは言い難く、オシャレな暮らしにお金が掛かるとか、ブランド品に消費しすぎるとか、高価な美術品を追い求めすぎるとか、実質的な暮らしとはあまり関係ない部分に、お金をかけ借金などしがちな人生を歩むケースが多いから注意しなければならない。
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