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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「阿吽の呼吸」サッカーは“日本人向き”の競技⁉


近年、驚くほど多くの日本人サッカー選手が海外で活躍している。男女とも、そういう時代になった。ドイツの2部リーグで活躍していたMF田中碧氏が英国の2部リーグであるリーズからオファを受け“電撃移籍”した。一部報道によれば、ドイツに遺る予定で居た田中選手に対し「6億4400万」の提示を行って電撃移籍を成立させたという。しかも、そのため、自分のチームから主力選手たちを放出して“金額提示した”とも言う。それだけ価値のある選手ということだろう。ドイツのチームから英国のチームへ…日本の感覚で言うと、この時期に「そんなに簡単に海外チームへ」ということになるが、欧州では当たり前のこととして国境越えが実現する。もちろん田中氏にも異存はないようだ。25歳の若者にとって、ドイツもイギリスも“さしたる違い”はないに違いない。そういう感じで、いまや世界中から日本人選手にオファが来る世の中になった。国内にいる若い選手でも“そういうチャンス”が当たり前のように巡ってくる時代となった。ここで私などは“言葉の問題”はどうするのだろう…などと思ってしまうが、いまの若い人たちはほとんど、言葉を壁を気にしていない。それに、サッカー選手の場合、だいたいがフィールドの中でも目くばせ程度の合図でボールを送る。言葉はほとんど用いていない。野球でもサッカーでもバレーでも、多数の選手が参加する競技では、実質的に言葉は不要で、なんとなくの雰囲気で相手の意図を察するようでないと主力選手とはなり得ない。ドジャーズの大谷選手が、いつの間にか“盗塁選手”として定着したが、日本に居る時にはそんなに走らなかった。というより走れなかったのではないだろうか。日本人は“微妙な感覚”を見抜くのが上手い。そういう点では選手同士の間で「阿吽の呼吸」を求められるサッカーという競技は、いやバレーボールでも同様だが、日本人には“向いている競技”のような気がする。普段から日本人というのは、言葉を交わさずとも、相手が何を考え、何を欲しているか、本能的に察知する能力にたけている。瞬時の動きで、その欲求を理解するサッカーとかバレーとかは、そういう点でもっとも日本人の“先天的素質”を活かせるスポーツなのかもしれない。ただバレーよりもサッカーの方が、動きの点で、より勘が活かしやすい競技のような気もする。そういうような点から考えれば、今後ますます海外で活躍する選手が増えていきそうなのがサッカー競技なのだ。
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