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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「風水」というより「迷信」“銀行の土”が金運⁉


昔から中国人は“ゲンを担ぐ”人が多い。日本にも“迷信”“俗信”に属するものはいろいろとある。とにかく根拠などハッキリとしなくても、多くの人たちが信じて行っていることには“心理的な効果”くらいは期待できそうである。そういうこともあってか、現在、中国ではネット上で“注目されている商品”がある。「銀行敷地内の土」だ。これが日本円にして18000円(中国では888元)で“売れる”のだ。パチンコの「大当たり」が出そうな数字だが、あくまでも“銀行の土”ということに意味があるようだ。つまり、それを保有することで自宅内に“銀行的な要素”が生まれて、ごく自然に「金運が集まって来る」という“迷信・俗信”が浸透し、ネット販売で大ブームになっているらしい。ここで重要なのは“中国の五大銀行の敷地内から採取された土”ということで、銀行ならどこでもいい…というものではないらしい。どこの国でも、その種の迷信・俗信というものはあって、わが日本にだって「西に黄色」という俗信が未だに独り歩きをしているではないか。ただ中国の“銀行の土”は18000円もする。すこし、ぼったくり過ぎではないか。元々各銀行敷地内からの土をどうやって採取したのか。中には“動画付き”で“本物アピール”をしている業者もいるらしいが、銀行に正式な許可を取っているとはとても思えない。つまりは、無料で勝手に持ってきたものを小分けしてネット販売しているようで、まぎれもなく犯罪である。だが、元々“そういうこと”に対しては寛容なのが中国人だ。それよりも「実際に効果があるのか」ということの方が重要らしい。現代は現金の比率がどんどん減っていって、貨幣そのものを収蔵する銀行よりも、ネット上にたくさんの“デジタル預金”を所有しているところの方が“金運の効能”がありそうな気がするが、そういう“風水グッズ”のようなものはまだあまり見掛けない。考えてみると、ビットコインなどデジタル画像はあっても、実物は手に出来ないわけで、そういうものを所蔵している“交換取引所”のような企業は、まだ小さなビルの一室だったりするケースが多いような気がするが、そういうところに置いてあった観葉植物とか譲ってもらえば、もしかして金運がやって来るとか……どうも中国は“新しいモノ”と“古いモノ”が混在していて、どっちが本物なのか、きわめて微妙……。
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