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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「11歳も年上の女性」を愛し憎んだ“81歳”の殺人


通常であれば70代とか80代とかになれば、自然と人間として“丸く”なり、あまり血気盛んな行動はとらなくなる。そういう意味で言えば、80代になっても“血気盛んな行動”に走ったこの人物は、なかなか精神的に“若々しさ”を保っていたのかもしれない。それにしても、事件が公になった時「92歳の女性に恋して熱を上げ、刺し殺してしまったんですって……」という“噂話”となった時、なんとなく“気恥ずかしい”ような感じを抱くような気がする。冷静になって、客観的になれば「お恥ずかしい出来事」でしかないのだが、11月2日の午前3時前後は、ただただ“恨み骨髄”の気持ちしかなくて、81歳の男は夢中で92歳の“11歳も年上の女性”を何本もの刃物で“刺し殺す”ことしか考えていなかったようだ。これがもしも17歳の男が28歳の女性を刺した……というのなら、血気盛んな若い男を、夢中にならせた“11歳年上の妖艶な女性”として、それなりにドラマティックな映像が浮かぶのだが、どうも同じ川崎市内の“老人ホーム”内に入所する81歳の男が92歳の女性を“恨み骨髄”で刺し殺すというのは、事件として何となく“映像化しにくい”というか“見たくない”というか、同じ老人ホームに父親や母親を入所させている人たちは「うちは大丈夫だろうな」とか「そんなに魅力的な女性だったのかしら…」とか、よけいなことを囁き合うような気がする。もちろん、事件の当事者となった“被害者女性の子供”も“容疑者男性の子供”も、まさかそういうような“恋愛事件”が起こるとは夢にも思わず「この老人ホームなら安心ね」と高齢の親を託したに違いない。ところが、運命とは不思議なもので「恋愛」などとは縁遠いように思えた“老人ホーム”にも「運命の出逢い」は存在していて、そう、ほんとうは“そういうこと”も時々は起こり得るのだが、ただその辺はあくまで“胸にしまったまま”経過していくものなのだが、どういうわけか、この二人の場合には“きれいな形”で終わらなかった。その結果、11歳年上の女性に“恋して憎んだ”81歳の男は、血気盛んな愛の情熱を「刺し殺す」ことでしか伝えられないという“哀しい事件”として幕を閉じたのだった。
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