昔「当たり屋」という“商売?”があった。自分から車にぶつかっていって「怪我をしたから金を払え」と要求する詐欺の一種だ。今は「防犯カメラ」というものがあり、自らぶつかっていったなら、すぐにばれる。だから「当たり屋」の方達は商売できなくなった。メデタシ。メデタシ。ところが、別な形の「当たり屋」が出て来た。事故そのものが起きたのは3年近くも前なのだが、今月初めに「和解」が成立した事件だ。もっとも、この事故は“故意”に行ったものではない。言ってみれば“偶然の事故”だ。偶然ではあるが、本人にとっては“怒り”をどこにぶつけて良いかわからない事故だ。被害者女性は大阪から京都へ出掛けようとしていた。たまたま二階建て車両の階下に備え付けの補助席に座っていたのだ。そうしたら酒に酔った男性が乗車してきた。その加害者男性は二階に上がっていったのだが、その途中で滑って転落してきたのだ。その結果、当たられた女性は首の骨が折れ、半年間入院する重傷となった。半身にマヒが残り、職場も退職せざるを得なくなり、現在は日常でも介護を必要とする身となった。当然、被害者女性は、ぶつかって来た男性に対して「2億3700万円の賠償金」を請求訴訟した。最初は京阪電鉄も訴えたのだが、因果関係の立証が難しいということで、こちらの方は取り下げた。この事故をきっかけに、補助椅子は撤去された。さて、裁判の方だが、2億3700万円という金額は“要求額”としては正当なのだが、実質的には支払いの難しい金額である。そこで裁判所は「9000万円の支払い義務」で“和解”することを勧め、双方ともそれに応じたので“和解”が成立した。但し、実際には加害者の“支払い能力”がそれに達せず、現在の支払い可能額「510万円」を12月中に振り込み、残りは全額免除という“大甘な結果”で結審したのだ。まさに「不運」としか言いようのない結末である。電車や大型バスに乗る時、どこに座るかは、その後の人生を大きく左右することがあるのだ。それにしても不運な方なので仕方がないが、頼んだ弁護士が、あまりに無能過ぎた。
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