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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「210cmの書棚」新居に入らないという悲劇


世の中には“予測不可能なこと”というのがある。210㎝の高さと90㎝の幅を持った書棚が部屋の中に入らない――クレーンによって引き上げられる――当初、そう約束してくれた引越し屋さんが「やっぱりダメなようです」という回答を、昨日、電話でしてきた。おバカな私は、床から天井までの高さが「250㎝あります」と聞いた時、それなら「210㎝の書棚は余裕で入るな」と家具店に註文を出した。誰が考えたって、40㎝も余裕があるのだから、入らないわけがない。いま考えると愚かなのだが、一般的にはそう考える方が“普通”なのではないだろうか。ところが、現代のマンションというのはエレベーターが小さい。元々エントランスは広いマンションなので、エレベーターまでは何の問題もない。ところがエレベーターの高さが210㎝しかなかったらしい。そうなるとエレベーターによる搬入は不可能となる。では階段を使ってはどうか、という話なのだが、これがまた異様に狭いのだ。どうしてこれほど敷地面積が広いマンションであるのにエレベーターや階段が狭く小さいのか。とにかく、そういうわけで、最初は“吊り上げ方式”であれば、ルーフバルコニーが付いているので、らくらく搬入可能との見方だった。ところが、ここにきて、それも不可能だという。う~ん、困った。どうすれば良いのか。「らくらくパック」というものを利用して、何もせずとも真っ白い書棚4台並んで入って、書籍類も収まって入居だけすれば良い、と高をくくっていたのだが、もう“本の段ボール”が積み上がったまま、どうすることも出来ずにいる。これが“暗剣殺の作用”というものか。勉強になる。などと言っている場合ではない。どうすれば良いのか。解決策はいくつかある。その一つは、本を全部棄ててしまうこと。その二つ目は、とりあえず別な書棚を購入して、当然全部の書籍は入らないから、主要な書籍のみ入れてしまうこと。210㎝の書棚を“ベランダまで引き上げてくれる業者”を何としても見つけ出すこと。まあ、これらのどの方式かで挑む以外ない。わたしの最も尊敬する運命家・中村文聰氏は戦争の時すべての書籍を失った。その時、彼はこれを啓示として受け止め「神が私に“新たな観方”を生みだすべきと暗示した」と記述している。わたしも、そのように受け止めるべきなのか。それとも、何とかして引き上げ搬入する手段を模索すべきなのか。前者の方が“恰好は付く”のだが……誰か、正しい答えを教えてほしい。
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