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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「50代での初婚」が“普通”に変わってきた時代


わたしが若い頃、30代で独身だと周りから「まだか⁉」とよく言われたものだ。なにが“まだ”なのかと言えば「結婚」のことだった。それくらい、30歳になる前に“結婚しておく”のが当たり前の時代だった。けれども今は、30歳くらいでは誰も何も言わない。40歳でも言う人は少ない。ようやく50代に入る頃になると「まだか⁉」ということになる。それくらい時代は変わり、世間も変わった。もっとも、50代に入ってしまうと、もうなかなか“初婚”の場合は難しくなる。たまたま女性雑誌の記事で50代に入ってから結婚をされた二人の女性のことが記事になっていた。その一人は女優の大島さと子氏であり、もう一人も女優の床嶋佳子氏であった。大島氏の方は53歳の時に長く友人関係だった相手と結婚し、その旦那さんの仕事の関係でハワイと東京の“2拠点生活”を続けているらしい。一方、床嶋氏の方は友人の紹介で出逢った男性と境遇的にも似ていたところからあっという間に話が進み55歳で結婚した。お二人とも“初婚”で現在も夫婦関係は良好らしい。女性が仕事で活躍するようになって、一人でも生活できるように変わって来たことで、昔「永久就職」と呼ばれた結婚を急ぐ必要もなくなった。「妊娠・出産」ということを除けば、存分に仕事をした後で“寄り添う相手”を求めても遅くはない、という時代になった。時にはそれを通り越して「結婚自体が煩わしい」と考える人たちも多くなった。そのような考え方を貫いても「多様性の時代」として周りが受け入れてくれるから、干渉されないで済む。少子化が進み、結婚年齢が徐々に後退していくのは仕方がないのかもしれない。50代での結婚は、子育てを煩わしく感じる人たちにとっては“ちょうど良い年齢”かもしれないのだ。近年は“2拠点生活”や“別居婚”や“すれ違い婚”も珍しくはなくなった。若い時のように「愛」だけを追い求めるというのではなく、お互いにとってムリのない状態で“ひとりの時間”と“ふたりの時間”を分けて愉しむというスタイルの結婚が、これからますます多くなっていきそうな気がする。
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