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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「NHK」は“ミスった”のか“狙い通り”だったか


最近のNHKは、それなりに努力を続けている。そう感じさせる番組の一つが17日に放送される「世界LOVEジャーナル」という番組だ。なんでも“世界の性愛”を取り上げる番組らしい。う~ん、NHKと性愛……なかなか好い組み合わせだ。そして、この番組のMCが松本人志氏と呂布カルマ氏であるらしい。当然というべきか、このニュースが流れると「ジェンダー平等」を訴える団体などから反対の声が起こった。何しろ、最近は“この種の問題”にやたら“思想問題”が絡みやすい。特にMCとして松本氏と呂布氏を起用したことに対しての反対が多いらしく、その交代を望む署名は既に2万名を超えているのだという。いまの日本は、こういう問題に対して、きわめてデリケートだ。確かに彼らは“ジェンダー的な視点”からすれば、正しい選択ではない。ジャニーズ系タレントがTV番組から“締め出し”を食らっているなら、或る意味では“過去に過激発言”をしている松本氏や呂布氏が「MCという立場で出演するのはおかしい」という主張は、それなりに正しい。ただ、その番組の内容はまだ明らかになってはいないのだ。少なくとも、この二人をMCとして起用した時点で、NHK側が“大真面目に捉えようとする番組”でないことだけは明らかであろう。NHKがこういう人選をする時は、なるべく多くの人に興味を持ってもらって、たのしみながら観てもらおうとするようなときに、行なってきた手法だからだ。もし、大真面目に捉えるなら、必ずNHKアナも一人加えて、万一の場合に備えるはずだからだ。したがって、そういう点から言えば、こうして世間の注目を集められ、思わぬ“宣伝効果”をもたらすことになった人選は、もしかすると狙い通りの“素晴らしい人選だった”ということなのかもしれない。ただし、もし世界に向けての放送で、そういうコンプライアンスに厳しい団体などから“狙い撃ち”されたら、今後のNHKは“この種の番組”に憶病になってしまうことは間違いがない。いっそのこと開き直って、MC達に“大暴走”させたなら文字通り大炎上して、この種の論戦が繰り広げられる“良い機会”になるかもしれないのだが……。
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