多分だが茨城県警はこの事件を公表する時ちょっと気恥ずかしかったに違いない。なぜなら事件は「現金200円の恐喝事件」であり、それも無職の41歳の男と13歳の中学生の間で「大人をなめんじゃねぇ」といって脅し取った事件だったからだ。おそらく無職の笠島英幸(41歳)にとっては、自分より“ひ弱そうな相手”なら誰でも良かったのだ。要するに“脅し取れそうな相手”なら、誰でも良かったのだ。そして、それくらい、彼は切羽詰まっていたに違いない。相手が中学生であることは見ればわかる。普通なら、中学生であれば現金などそんなに持っていないことは解かりそうなものである。同じ“ひ弱そうな相手”を択ぶなら、まだ老人の方が良かっただろうに…と思われる。老人であれば、もしかしたなら同情して“黙ってお金を渡してくれた”かもしれないのだ。ところが、この中学生は確かに“ひ弱”だったが、現金を持ち合わせていなかった。だから笠島容疑者から「千円ちょうだい」といわれた時、無いよ、と応えたのだ。大体、見ず知らずの男から「ちょうだい」といきなり言われて差し出す者もいないと思うが、それに、恐喝するのであれば、もう少し“恐喝らしい言い方”「おい、財布出せ」とか「おい、小僧、千円よこせ」とか、もう少し“言い方”があると思うのだが「千円ちょうだい」と子供のように言われても、なんか出しにくい。そこで、無いと応えた中学生に対して笠島容疑者は「大人をなめんじゃねぇ」とすごんで見せたのだ。そこでヤバいと思った中学生は財布を出して「200円なら…」と、その中に入っていた200円を手渡した。一瞬、男はその金額に戸惑ったような表情を浮かべたが、2枚の硬貨を握りしめると疾風のように走り去ってしまった。中学生はすぐコンビニに駆け込んだ。脅し取られたのがコンビニ駐車場前での出来事だったからだ。店員さんがその場で110番通報してくれた。やがて防犯カメラの映像から犯人が割れ、それから一日経った昨日、逮捕となったのだ。ちなみに「恐喝罪」は金額には関係していない。200円でも“立派な犯罪”なのだ。ただ警察発表の場では妙に静まり返る…とは思うのだが。
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