世の中には“善意を悪用しようとする”人達がいる。日本の役所は、総じて融通の利かない場合が多いのだが、この“善意関係”にだけはもろく、何のセキュリティも働かないようだ。先日、厚生労働省内で一つの「記者会見」が開かれた。身内の児童が先天性の心臓病で移植手術が必要となり、渡米して手術を受けるため親族間で5千万の費用を集めたが、あと1億5千万必要なので寄付を募りたいというものだった。当然、マスコミが集まり、全国紙でも報道された。ところが翌日になって、それらすべてが“真っ赤なウソ”であることが明らかとなったのだ。その方の身内児童は確かにいるが、病気ではないことが判明したのだ。言ってみれば「渡米手術詐欺」である。全国紙がそれに加担した形となってしまった。どうしてそういうことになったのかというと、会見を開いた本人が、この春病気となり、働けなくなってしまった。生活に困窮し“うその募金”を思いつき、ホームページを立ち上げたら支援者たちから記者会見するよう強く勧められ、引くに引けなくなってやってしまったというのだ。私が問題にしたいのは、その記者会見というのが厚生労働省内で行われたという不思議である。だからこそマスコミも信用し、全国紙で報道された。一体、厚生労働省というのは、どういう基準に基づいて“記者会見の場”をセッティングしたのだろうか。もしかして、何一つ確認せずOKを出したのであろうか。せめて、その子の病院に確認するくらいのことはして良さそうなものである。何しろ、両親はその場にいなかったのだ。おそらく厚労省の担当者は“善意のみ”で対応していたに違いない。そうは言っても、やはり“全国民を巻き込む詐欺”となった事実は否定できない。今回は翌日に発覚したから、実質的な被害者は少なかった。これが或る期間継続され、それなりの金額が集まったところでホームページが突如削除され、本人が消えてしまえば“大掛かりな詐欺事件”に発展した可能性もある。普段、厳しく融通の利かない役所が“そういう時だけ”めっぽう甘いのは、あまりにも片手落ちである。
今日21日に、もし予定通りであれば、2023年に亡くなられた八代亜紀氏の“追悼アルバム”「忘れないで」が発売される。このアルバム、実は発売前から一つの騒動に発展している。なぜなら彼 続きを読む
世の中にはいろいろな親子がいる。子供の頃には反発していたのに、いつの間にかその親と“同じこと”をしている場合なども多い。そういう点では「工藤夕貴」という女性も、そういうひとりかもし 続きを読む
わたしのように長く運命学と向き合って生きて来ると、だいたい“その人”がどういった人生を歩むのか、大方のことはホロスコープや四柱推命式を観て判別がつく。単純に言えば「この人は幸運な人 続きを読む
よくテレビのバラエティー番組で、その人が辿ってきた人生を“グラフ化”したりする。あれは、あれで“判りやすい”とも言えるが、実際の日々というのは、そんな“グラフ化”できるほど単純なも 続きを読む
世の中に“勝気な人”というのは、いるものだ。その典型がトランプ大統領とデヴィ・スカルノ元大統領夫人だ。共に高齢であるが、まだまだ意気軒高。特にデヴィ夫人の方は85歳だが、今年夏の参 続きを読む
久しぶりに公の場に登場した深田恭子氏。中国版「X」である「微博」の文化交流に対して貢献された著名人を表彰するイベントに白いドレス姿で出席したのだ。こういう“晴れやかな場”というのが 続きを読む
ときどき思うのだ。やっぱり、女性は「すごい」と……男性はムリだな……と。昨日、札幌に隣接する石狩市で出産児の遺棄事件があった。戸建て住宅の傍の灯油タンク下の片隅に、ショルダーバック 続きを読む
いろいろ問題が指摘されながら、とにもかくにも「大阪万博」がスタートした。このところ、いろいろなところでコメンテーターとして忙しい橋下徹氏が万博について“よいしょ”している。橋下氏が 続きを読む
昔から“力で抑えこもう”とすると逆効果で、かえって団結力が増してしまうものがある。その代表的のモノの一つが「信仰団体」だ。昨日、韓国のソウル郊外では旧統一教会である「世界平和統一家 続きを読む
昨日、元参院議員であった広瀬めぐみの「詐欺罪」が確定になり、彼女が有していた“弁護士資格”も無効となった。つまり、彼女は既に議員職を辞職し、政治家としての資格を失っているが、それに 続きを読む