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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


同一波形が危い⁉日経&NASDAQ&NVDA窮地


このところ「日経平均」のチャートは、異様なほどの急ピッチ上昇波長を描く。デフレ下にあって日本経済が低迷していた頃には予想できなかったほどの急騰ぶりなのだ。もっとも、それは「日本」だけの現象ではなく「世界」特に「アメリカ」からの影響が大きい。アメリカの経済指標は「ダウ」と「ナスダック」と「SP500」の三つある。日本の場合は「日経平均」と「トピックス」の二つだ。この内、日経平均に影響力が強いのは「ナスダック(NASDAQ)」の方だ。そのナスダックに対して影響力が強いのはアメリカの「フィラデルフィア半導体」の数値だ。そして、このフィラデルフィア半導体の数値に強い影響力を持っているのが「エヌビディア」という企業だ。そのエヌビディアの時価総額が今日「5兆ドルを超えた」ということが注目を集めている。5兆ドルというのは、日本円では約760兆円のことで、多分それでも解かりずらい思うので、今年の日本の国家予算が約115兆円だと言えば、そのすごさが何となく理解できるかもしれない。とにかく、そういう最先端企業が“世界経済”を引っ張っている。日本では高市総理になって「日経平均」がぐんぐん上がった…と思われているが、もちろんそれもあるが、もっと大きいのは、このエヌビディアの株価が勢いを増しているからだ。どうして、アメリカの1企業の株価が“日本の経済”に影響するのかというと、この企業に関連を持つ日本のIT企業が多いからなのだ。「日経平均」の数値に影響力の強いSBGやアドバンテストなどが皆エヌビディアと深く関わっている。したがって、エヌビディアが“勢いのある内”は「日経平均」も勢いが衰えない。そういうふうに出来ている。だからこそ、あっという間に日経平均は5万円台となり、ついに昨日は5万1千円台まで到達した。早すぎる……と誰もが思うが、エヌビディアが牽引しているのだから仕方がない。そして、ここからが問題なのだが、実はこのところ、この「エヌビディア」と「フィラデルフィア半導体指数」と「ナスダック」と「日経平均」とが、いずれも、そのチャート波形が“似てきている”のだ。それぞれが皆、急上昇の波形となっている。個々のチャートで注目すべきは“長期型の波形”だ。そのいずれもがここ数か月で一気に急騰した波形となっていて、このままでいけば、早期にナスダックは25000まで、半導体指数は8000まで、エヌビディアは250まで、日経平均は55000まで……一気に到達していきそうな勢いなのだ。但し、もし、仮にそういうことになったなら、その波形はあまりに急上昇過ぎて“一気に落ちる”可能性が強い。トランプ政権であろうと、高市政権であろうと、そんなことには関係なく、急上昇しすぎた波形は必ず、急降下する。したがって、願わくばもう少し時間を掛けた“緩やかな上昇波形”に変わってくれないと、数年後には“バブル崩壊”という嫌な記憶が現実として蘇ってくるのだ。
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