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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


もし熟睡中、見ず知らずの相手から放尿されたら


世の中「予期せぬ出来事」というのは…ある。けれども、その出来事が、どう対応して良いか分からないような珍事だった場合、とっさに言葉も反応も出てこなくて、後になって“ぶつけようのない怒り”がこみあげて来たりする。その典型のような出来事が12月27日、サンフランシスコ→マニラ行きのユナイテッド航空機内で起こった。その機内のビジネスクラスに載っていたジェローム・グティエレス氏は離陸から4時間経って、安全ベルトを締めたまま横になり、日頃の疲れもあって深い眠りに陥っていた。……その時、彼は“異様な感触”を感じて目を覚ました。身体が“濡れていくような感触”を感じたのだ。確かに濡れていく。シャワーを浴びているわけではない。だが感触としては“それ”に近かった。ただ“洋服を着ているのに”シャワーを浴びている。何かがおかしい。彼の意識は徐々に目覚めた。本格的に目覚めた。すると、自分の身体の腹部から太腿に賭けて向けられたシャワーには“臭い”が伴っていた。だれかが“自分の身体”に向けて放尿しているのだ。やっとのことで彼の頭脳は、そのことに気付いた。けれども、なぜか声が出ない。どういって良いかわからないのだ。「止めてください‼」というべきなのか「どうしてですか⁉」というべきなのか「なにやってんだ⁉」と怒鳴るべきなのか、暗いし、視えないし、安全ベルトで動けないし、瞬時の反応が出来なかったのだ。結局、彼は、放尿が終わるのを待った。そうして、そのあとで乗務員を呼んだのだ。結果的には、酔っていた乗客が、誤って“彼の身体”に向かって放尿していたことが解かった。それは解かったが、航空会社の対応は“良い”とは言えなかった。こういう場合に備えてのマニュアルが存在していないようだった。その結果、彼は、その後の8時間“腹部から下半身に賭けて濡れた状態のまま”着陸するまで過ごさなければならなかった。グティエレス氏とその家族は、航空機を「引き返すべきだった」と訴訟も辞さない構えだ。前例のない事件だけに、どういう対応が正しかったのかの判断は難しい。とりあえず「放尿男」は“永久出禁”になったという。今後は機内に“着替え用の服”など備えておくべきであろうか。これから見ると、どこぞの俳優が隣りの家のトイレを借用した件など“許せる”ような気もしてくるから、不思議だ。
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