私が中国を初めて訪れてから、もう25年以上が経つ。だから、国として変わっていくのは当然なのだが、それにしても大きく変わったと思う。或る記事に、最近の中国でSNS上に投稿された何枚かの写真と説明が“論議の的”になっているというのだ。つまり、十代半ばの女子学生が学校の校庭で男性教師から、強制的に化粧を落とされている数枚の写真だ。この何の予告もなしに強制的に“化粧を落とす”という行為が問題ではないかということだ。もちろん、それに対して「学生時代は勉強をするべきだ」というまっとうな意見もある。その一方で、まずは注意して、それからでも遅くはない。いきなりというのは「心を踏みにじる行為だ」と反論する人たちもいる。私が受けた第一印象は「あの中国がこんな風になったんだ」という不思議な感情だった。なぜなら、私が初めて見た中国の女性達は、そこが都会ではなかったせいもあるが、多くの女性がまだ“人民服”を着ていたのだ。この“人民服”そのものが、若い人にはわからないかもしれない。男子の学生服に近い服装だ。髪は後ろで束ねていた。そういう中国の女性達を見て、あのとき私は「どれくらい経ったら、日本のような女性達に近づくのだろう」と思ったものだ。けれどもインターネットの登場は“広大な面積”を誇る中国という国を、あっという間に変貌させた。特に、今の若い女性達の変化は本当にすさまじい。今や完全に日本に並んだというか、日本を追い越したというか、少なくとも経済力だけでなら抜いてしまったことは間違いない。そして、インターネット上で、日本と同じような問題が論議されるようになったことも、文化的にも接近している証拠のような気がする。“倫理観”や“道徳観”など、人間教育が追い付いていない印象も受けるが、全世界的なインパクトとしては「アメリカと互角に闘う国」に成長したことは間違いがない。単一民族で国土の狭い日本のような国の場合、インターネットはそれほど威力を発揮しないが、中国のように国土が広く、多種多様な民族・宗教を束ねていかねばならない国家にとって、インターネットは極めて有効なのだ。その中国よりも「自分たちの国の未来に希望が持てる」と答えている国がある。インドだ。中国もインドも、その未来に対しては楽観的なのだ。日本人はどうかというと、楽観的な人は極めて少なくて、調査した国の中では最低だった。
アメリカの経済指数で「VIX=恐怖指数」と呼ばれるものがある。この数字は平常時は大体安定していて、それほど動くこともなく“10~14”くらいの数値を示している。そのくらいに有れば、 続きを読む
「川崎麻世の鬼嫁」というキャッチフレーズで世間に知られるカイヤ氏が、いまやパリコレで活躍するモデルとなっていた……という記事が出ていた。既に2年前、正式離婚が成立しているので、いま 続きを読む
人は年齢を重ねることで、当然のことながら徐々に変わっていく。だから、例えば昔は“面倒を見てくれていた親”が齢を取り、その結果、今はその親を自分の方が“面倒を見ている”としても、不思 続きを読む
最近は昔に比べて“発達障害といわれる子”が多い。ときどき、わたしは疑問に思う。ほんとうに“病気としての発達障害”なのだろうか……と思う。たとえば「集団行動が難しい」というのが、その 続きを読む
昨年の11月には「トランプ政権が誕生する」ということで、少なくとも経済面においては「プラス効果が大きいのではないか」という予測が多かった。ところが、実際にトランプ政権が誕生してみる 続きを読む
昔から「悪女の深情け」という言葉があるが、総じて“強すぎる愛情と嫉妬”は事件を引き起こしやすい。3年前の2月7日。長崎県で一人の40代男性が低体温症で亡くなった。6日~7日にかけ建 続きを読む
最近は、いろいろな部分で“時代の変化”を感じるが、その典型的な形の一つとして「卵子凍結」という行為がある。元HKT48でグラドルの兒玉遥氏がABEMAの密着取材という形で「卵子凍結 続きを読む
停戦協議のための“下準備”として行われたトランプ大統領とゼレンスキー大統領との会談だったが、その話し合いは途中から雲行きがおかしくなり、最後は“交渉決裂”で終わった。その後、ゼレン 続きを読む
昨年8月に結婚した「錦鯉」長谷川雅紀氏が、TVで新婚生活について話す場面があったらしい。昨年結婚はしたのだが、未だに別居生活を続けていて、稀にしか“逢うこと”はないらしい。近年、い 続きを読む
英国キール大学のリチャード・ステファン博士が率いるチームの研究によれば、われわれが普段の暮らしの中で、予期せぬ物にぶつかるなどして激しい痛みを味わったとき「クソ―‼」とか「チクショ 続きを読む