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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


スイスは15%、日本は3.5%、インドは0.1%⁉


ときどき「世界的な統計」というものが公表される。そういうものを見て「日本」や「日本人」について“改めて考えさせられる”ことが多い。今回は「ミリオネア=大金持ち」に関する調査だ。その調査によると“国別のミリオネア”では、アメリカが39%、中国が9%、日本が7%、ドイツが5%、英国とフランスが4%……と続いている。なんと三番目に「日本」が入っている。世界中の“大金持ち”のうち、数として三番目に“多くの大金持ち”が存在しているのが我が日本なのだ。数で言うと366万人もの“大金持ち”がいるのだ。ちょっと信じがたいくらいの多さである。それでは、その“大金持ち”とは、具体的にどの程度の金額の所有者を指すのかといえば、100万米ドル以上の金融資産の持ち主を指すらしい。日本円にすると現在なら1億4000万円以上の所有者だ。なに⁉ あなたは「持っている」って、わけがないだろうって……ナルホド。近年「日本」は“お金”に関しては、あまり景気の良い話を聴いたことがない。日本の平均年収だって、400万円台で下がり続けている。それなのに、あら不思議や不思議、ミリオネアは微妙に増え続けているのだ。つまり、大金持ちは増え続けているのに、世間は“そちらの方”には目を向けないから、何となく「日本」全体が“貧しくなっている”印象を受ける。一つには日本人の“大金持ち”には奥ゆかしい人が多くて「オレは金持ってるんだぜ‼」なんて自慢をしない人が多いのだ。もう一つ、実数として366万人というと“ものすごく多い人数”のように感じるが、日本人全体の人数として比率化すると3.5%の人々ということになる。この“3.5%”という比率は、世界的にみると決して多い数字ではない。もっとも人口比で多いのは「スイス」で何んと比率にして15%の人々がミリオネアなのだ。つまり、人が10人集まれば、必ずその中に1人か2人は“大金持ち”だということになる。スイスに続くのはオーストラリア、アメリカ、香港、オランダ……といった国々だ。中国は人口が多いので、人数的には多いが、比率としては日本よりもはるかに低く、0.5%の比率でしかない。もっと低いのはロシアで0.2%、さらにインドでは0.1%の比率となっている。このような点から考えると、まだまだ日本も捨てたものではなく「お金持ちの多い国だった」ということになる。
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